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宇宙皇子 8 (角川文庫 緑 653-12)

宇宙皇子 8 (角川文庫 緑 653-12)

宇宙皇子 8 (角川文庫 緑 653-12)

作家
藤川 桂介
いのまたむつみ
出版社
KADOKAWA
発売日
1988-06-10
ISBN
9784041653128
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宇宙皇子 8 (角川文庫 緑 653-12) / 感想・レビュー

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いおむ

既読済みです。

2019/08/13

かず

満たされた国を求めて旅をする皇子とかがみ。琉球でその国とはどんなものかを探る。キジムナーとの出会いもあり、核心へと近づく。文明は本来あるべき自然への畏敬の念を薄れさせてしまうということがわかる。発達した文明は権力の温床となり、生命を腐敗させてしまう。美しきは自然のままに生きること。それこそ満たされた国ということだろう。しかし文明によって病や災害から多少なりとも被害を減ぜられていることも否定できない。太陽信仰によって生命力を得たふたり。二人の愛はいづこへ流れていくのか?

2014/06/08

黒蜜

面白かったです。なんとなく…南方にいいところがあるというのは仏教的なのか。沖縄にはというか琉球には琉球の苦労があると思うのですが、大和朝廷と違うからって一概に満ち足りているとは言い難い…と今は思うな。ただ、皇子の思い描く将来を考えるにはいろいろ見ておく必要はあったのかも。そしてマスコットキャラの登場といよいよ各務がヒロインとしてクローズアップされてきます。

2015/12/17

ゆう

霊力を持たぬ各務との旅の中に隠された小角の試練は、霊力を持っているということを改めて考えさせる。かつて「満ち足りた国」だった目的地は外界との接触により失われつつあった。道の世界は良いことも悪いことも与えてくれるけど、その中のどれを取り入れるかは自分たちの判断にもかかっているということだろうか・・・。

2012/10/15

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #617

1997/06/30

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