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マイ・ディア: 親愛なる物語 (角川文庫 ひ 5-4)

マイ・ディア: 親愛なる物語 (角川文庫 ひ 5-4)

マイ・ディア: 親愛なる物語 (角川文庫 ひ 5-4)

作家
氷室冴子
出版社
KADOKAWA
発売日
1990-11-01
ISBN
9784041740040
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マイ・ディア: 親愛なる物語 (角川文庫 ひ 5-4) / 感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

何回目かの再読。私も氷室さんが家庭小説とジャンルされている小説が大好きです。キリ番の記念に「赤毛のアン」を選び、読了しました。引き続き「赤毛のアン・シリーズ」を完読する予定です。このエッセイに紹介されている「ケレー家の人々」「昔気質の一少女」「ライラックの花の下」、小学生の頃読んだ記憶があります。読み返したくなります。あと吉屋信子さんの「紅雀」探してみたいです。

2022/02/15

くぅ

子供の頃から実家の本棚にあって人相はよくご存知なのに一度も開かなかった、まさしく姉の本。姉と妹のこの手の話はわかる部分も多く、ちびまるこちゃんじゃないけれどどこの家もあまり変わらない印象。氷室さんはお姉さんにビシビシ教育されしっかり読む子に育ったみたいだけれど、私は姉のビシビシから逃げ惑い外で泥まみれで遊んできたので正直ここにあるような本は自宅にあれど読まず避けてきた。だからこそ、今、遅れを取り戻すべく少女気分で漁ってます。

2022/02/28

ゆり

素敵な英米家庭小説(少女小説)ガイドでした。『赤毛のアン』に出てくるおばさま方やマシュウの口癖「そうさな」が私もとても好きです!『リンバロストの乙女』や『あしながおじさん』や『若草物語』や、食べ物と服装の描写がなにより楽しくヒロインの憧れの心が読んでて共感できるのよくわかる。『八人のいとこ』『少女レベッカ』『村の学校』などは未読なので読んでみたいな。巻末の手紙にあるかつての氷室さん自身の北国での暮らしの描写も印象的でした。私も祖母や母に服やおやつを作ってもらっていた昔に戻りこういう小説を読んでいるのかも。

2018/10/21

mabel

モンゴメリやオルコットに代表されるような1900年前後に書かれた女性作家の本。一部を除き絶版になっている物語も多く、その復刊を氷室冴子さんが角川に呼びかけ、書かれたブックガイド。大好きな赤毛のアンや秘密の花園、あしながおじさんも出てきて嬉しい。「食べ物と衣装」の魅力に共感。そうなの、そのとおり! そして「ヒロインの登場はすべて〈ただいま移動中!〉」、これもそうなの、そのとおり! ! あー、笑ってしまった。

2014/06/04

kagetrasama-aoi(葵・橘)

氷室冴子さん、大好きです。この本も凄く好き!この本を押入れから見つけて読み返し、長く積んであった本を読んだり、色々と再読したり。「家庭小説」熱がぶり返しました。少女小説ってジャンル、そういえば私の中学生の頃は”読み捨て”みたいに言われていて、小説の仲間入りをさせてもらえてなかったですよねぇ……。その復権をなさった氷室さんの本当に早い死が残念でなりません。訃報を目にした時のショックがこのエッセイを読んで、まざまざと脳裏に蘇りました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

2018/01/07

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