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レオナルドのユダ (角川文庫)

レオナルドのユダ (角川文庫)

レオナルドのユダ (角川文庫)

作家
服部まゆみ
鈴木一誌
出版社
KADOKAWA
発売日
2006-02-24
ISBN
9784041785065
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レオナルドのユダ (角川文庫) / 感想・レビュー

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nobby

あくまで天才ダ・ヴィンチの生涯を周囲からの目線で見つめる歴史小説。その名前の区別つきにくい登場人物の混乱も含め、史実をなぞっての展開の単調さには少々苦戦…タイトルの示す「レオナルドにとって裏切り者ユダは誰なのか」は、名画『モナ・リザ』の謎と絡めて終盤でようやく動き出すが、結局あまりはっきりしない。それでも、生き方全てを完全崇拝する弟子と完璧なまでの才能を頑なに認めない人文学者の対決描写はいじらしくも面白い。また師からの寵愛を、正義感から破天荒へ向かう軽蔑や、従者から主人へ向けられる嫉妬で描くのも興味深い。

2018/02/20

yu

Kindleにて読了。 かなり頑張って読んだ。途中、誰が誰やら???となりながら、カタカナだらけに苦戦しながら、違う本を挟みながら。世界史やってないもんだから、全くもって時代背景もわからず、よく頑張ったよ、自分。 レオナルド・ダ・ヴィンチを、崇め、のめりこんだ人々と、対岸にいる人々を描いた作品。

2015/07/19

ぐうぐう

服部まゆみが描くレオナルド・ダ・ヴィンチ。ただ、この小説は正攻法でダ・ヴィンチを描こうとはしない。二人の弟子・フランチェスコとジャン、そしてダ・ヴィンチを嫌った人文学者・パーオロの目を通して、ダ・ヴィンチとは何者だったかを表現しようと試みる。万能の天才と言われたダ・ヴィンチは、万能であったからこそ、弟子達に複雑な感情をもたらせる。羨望と嫉妬だ。天才と、それに必死で近付こうとする凡人の関係を、服部はイエスとユダの関係と重ね合わせる。(つづく)

2016/04/06

鳩羽

画家レオナルドの慈愛と才能に、田舎貴族のフランチェスコとその世話係のジャンはすっかり魅せられてしまい、雛が親鳥を慕うようにそこからの人生は師匠だけに倣い、追い続けるようになる。その他、毒舌家の人文学者パーオロの視点などを交えつつ、才能に溢れ、移り気で、丁寧な物腰だったレオナルド・ダ・ヴィンチの半生を浮かび上がらせる。モナリザのモデル、そしてレオナルドの弟子たちに残された感情の行き違いなど、ささやかな謎がひっそりと開示されて物語は終わるが、捉えどころのない師への愛と尊敬に付き従う影のように効いていた。

2018/09/13

tomoaki

ダ・ヴィンチとその時代に興味があったので読みました。服部さん初読みでしたが、耽美の匂いがする知的な話で最後まで面白く読めました。文章も好み。

2011/11/02

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