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トコロテンの夏 (角川文庫 さ 18-3)

トコロテンの夏 (角川文庫 さ 18-3)

トコロテンの夏 (角川文庫 さ 18-3)

作家
沢野ひとし
出版社
KADOKAWA
発売日
1994-04-01
ISBN
9784041813034
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トコロテンの夏 (角川文庫 さ 18-3) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

読メ以前に読んだかも。元本は1988年。まだ昭和。椎名本のイラストでおなじみの沢野さんの、エッセイとも小説ともつかない物語。圧巻は途中の「新サラリーマン物語」。1ページほどのエッセイと2、3ページにわたるイラストのような、レトロな詩的コミックが楽しい。解説を読めば、それが現実の著者とは全くちがう世界だというから、沢野ひとしという人がますます謎めいてきた。

2017/06/19

麦焼酎

はじめは、なんて下手な絵だ!って思うのだけれど、読んでいるうちにジワジワくる。連続性があるようでない、ないようである。タイトルにトコロテンってついているけど、読んでも涼しくはなれません。今でもコンビニやスーパーの片隅で地味ーーに売られ続けているトコロテン。天草(テングサ)という海藻、水、酢から作られていることを、はじめて知った。時間はかかるけど作り方は簡単。今でも家で作っている人はいるのだろうか。海辺の町の人とか。一度でいいから海辺の町に住んでみたい(願望)

2023/07/10

カンパネルラ

椎名誠のイラストで知られている沢野のエッセイ。絵のイメージとはかなり違う気むづかしそうな人のように思える。結婚しているのに恋愛が多く、ちょっと変な人だった。しかし、内容はなかなか面白かった。椎名のようなおもしろかなしいものはないけど、それとはまた別な味があった

2003/09/28

椎名誠の本に描かれている通りの自由な人間。合間にある男の生活の漫画が気になる。

2011/01/16

クジラ

絵の通り、芒洋とした不思議な世界の本。サラリーマンについて、いろいろと書かれたなかに、漫画風に挿入される沢野氏の自伝?が何だかいい。それにしても沢野氏は、結婚しても自由でいいなぁ。本当なのかなぁ。

2010/06/29

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