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休息の山 (角川文庫 さ 18-7)

休息の山 (角川文庫 さ 18-7)

休息の山 (角川文庫 さ 18-7)

作家
沢野ひとし
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-09-01
ISBN
9784041813072
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休息の山 (角川文庫 さ 18-7) / 感想・レビュー

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サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

椎名誠さんの挿絵として有名な沢野さん。でもこの人の書く山のエッセイはとても良い。小学生の頃、兄に連れられて初めて登った川苔山。息子と登った北アルプス槍が岳。山好きなら誰もが憧れる剣岳で雲間から見えた日本海の雄大な景色。本当に山が好きなのだなあって思います。ザックのポケットに忍ばせて、山小屋に持っていってランプの灯りの下で読みたい。そんな一冊。★★★★

2014/04/18

goro@80.7

沢野さんのお山のエッセイ。何点か見開きで山の絵が入っているんだけど、それがいい絵なんだわ。山がすきなんだなぁと。山は休息の場でいいんだととの考にいたったんだな。山登りの魅力を伝えるのは難しいやね。でもお山は登るのも読むのも楽しくなってくるのだ。

2017/10/26

りょうけん

シーナ派? サーノ画伯の本である。本業のイラストに加えてこういう本も結構出している。ボクわ過去にも何冊か読んだ。本作わ「山」に関する極く短いお話集。この短さが妙に心地よい。 が、しかし悲しくも今回解った事がある。それわお話の締めくくり方だ。物語と云うのはどこかで必ず終わらなければならないのだけれど、その終わり方が読者の想い通りだったり、またわ予想外のびっくりするような事だった場合に「あ、面白かった!」という具合になるのだ。

2017/06/21

ジュースの素

小学生の頃、高校生の兄に連れられて山登りを始めた。彼が高校生になった頃には一人でも登るようになり それからは関東から比較的近い山へ次々に挑戦。ヒマラヤの山にも行くようになった話も出て来る。彼の山の話はどれもしみじみとした感慨があって優しい。イラストもたくさん載っていて癒される。

2015/10/06

たか。

椎名さんのエッセイに登場する沢野さんはちょっと不思議なキャラだけど、この作品を読むとちょっと印象が違ってきます。ほのぼのとした良い人です。友達や息子さんと一緒に山を楽しんでいる様子が伝わってきます。最終章の『縦走路の女』はちょっと怖かったかも。

2012/07/09

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