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ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)

ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)

ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)

作家
姫野カオルコ
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2007-02-24
ISBN
9784041835142
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ツ、イ、ラ、ク (角川文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

20年に渡る 河村礼二郎と森本隼子の 恋の物語である。 隼子の小学生から 中学生の日々を子供視線で 軽快に語るが、正直 登場人物が 多様過ぎて、 教師 河村の人物造形が弱いのが 少し残念。 逆に 大人になった 隼子と 友の成長ぶりが 心地よい。 扇情的な表紙とは裏腹に、 何年経っても 忘れられない恋を リリカルに 描いた、メルヘンだった。

2018/11/02

めろんラブ 

恋にオチるのは事故みたいなもの。どんなに用心していてもツイラクするときは、する。ツイラクの衝撃は甘美な痛みを伴いながら、後戻りできない二人を苛む・・・。童話シンデレラや映画プリティ・ウーマンをこき下ろし、現社会システムにおける女性の幸福を世に問うてきた姫野さんが描く恋愛。やはり一筋縄じゃいかない、恋愛モノにありがちな陳腐さの欠片もない、ラジカルで野心溢れる作品だった。青春の残滓を愛でることに戸惑いを覚える方や、恋愛小説アレルギーを自認する方にこそお薦め♪

2012/10/26

ちょこまーぶる

本のタイトルと装丁の素晴らしさで購入。子どもから思春期そして大人となっていく隼子と彼女の友人や教師の間での様々な出会いから別れの物語であるが、恋とは堕ちるもの(ツイラク)という表現をその年代のそれぞれの価値感や葛藤を通して表現されていて、非常に読みやすかったし、そんな考え方を自分もしていたのかなあと過去を回顧しながら読んでしまった。それから、社会人になった隼子と教師であった河村の再会までの過程と再開後の距離感の微妙さが大人になった証だろうか?そして、再開後の抱擁の後がどうなった?と気になって仕方がない。

2014/01/07

昂 ふたたび

姫野さん初読みです。表現力の豊富さに驚き、微笑みました。「寄ってくるものは疎ましく、逃げるものに焦がれる。恋するとは、この循環に陥る場合がおうおうにしてある厄介な感情である。」こんな感情、私にはもうない。ツ・イ・ラ・クです。寂しいな。

2015/07/07

優希

凄く苦しくて、それでも読まずにいられなかった恋愛。たまたま生徒でたまたま先生だったというだけ。禁断の恋でも堕ちてしまえばどこまでも堕ちるしかないのです。生々しい思春期とエロス。ヒリヒリして胸がぎゅっとなりました。ただ「好き」というだけでは恋とは呼べない。本当の恋は「堕ちる」もの。本物の恋の経験のある人はどれくらいいるでしょう。自分はまだ「堕ちる」恋を知らないのかもしれません。大人向けの作品です。

2015/11/05

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