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大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (角川文庫 わ 11-2 私のこだわり人物伝)

大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (角川文庫 わ 11-2 私のこだわり人物伝)

大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (角川文庫 わ 11-2 私のこだわり人物伝)

作家
大槻ケンヂ
江戸川乱歩
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-04-24
ISBN
9784041847213
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大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (角川文庫 わ 11-2 私のこだわり人物伝) / 感想・レビュー

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アズル

比較的薄めの文庫だったので、一気読み。乱歩を「ボケ」で片づけているだけで終わってしまった感じがします。本当はもっと語りたかったんだろうなぁと思わせる構成でした。

2014/03/02

更夜

大槻ケンヂ少年は江戸川乱歩をツッコミだらけと読む、クレバーな少年だったのですね。私は同世代ですが、江戸川乱歩は笑うというよりありがたく読んでしまうのでその違いを感じました。乱歩の分析本というより、テレビの語りおろしを前半にして、後半は乱歩の短篇集でした。どんなにオーケンが語ってくれたのか楽しみにしていたのが肩すかし。ですが、収録された短篇、『鏡地獄』『押絵と旅する男』『踊る一寸法師』『人でなしの恋』のチョイスはよろしくてよ。特に『人でなしの恋』が好き。とっても世界が狭くて。

2015/11/05

ヒロユキ

ロックバンド「筋肉少女帯」のボーカリスト・大槻ケンヂによる江戸川乱歩論と乱歩の短編が4作品という構成。(『蟲』と『芋虫』を入れて欲しかった…。)「乱歩の『蟲』が人生の一冊です」…あまりに陰々滅々とした話のためにそれがベストワンだというと、この人はヤバいと思われかねないために表向きと“裏の”ベストワンがあるとのこと。その“裏の”ベストワンという表現のしかたには苦笑しつつもわかる気がしました。

2012/06/13

マコ

大槻ケンヂか語る江戸川乱歩ということだが、、それは半分だけだった。後半分は乱歩の短編。内容はおもしろかったが、もう少し掘り下げてほしかった。明智の妻が二十面相とデキてる説とか読みたかったなー。短編のチョイスば良かった。

2015/12/17

Shinobi Nao

乱歩作品の登場人は「フリーター」「ニート」の元祖であり、乱歩自身は「オタク」である、などと現代の用語を当てはめて分析しているが、内容があまりに浅くて残念。乱歩にインスパイアされた曲も作っているようだし、乱歩を敬愛しているのはわかるけど・・・。「大槻ケンヂが語る」と題しているわりに後半半分が乱歩の短編を載せているだけなのも納得いかず。大風呂敷を拡げたはいいが、結局一冊書ききるほどの分析ができていないからだ、と意地悪く思ってしまう。

2015/10/04

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