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ルーム (角川ホラー文庫 49-9)

ルーム (角川ホラー文庫 49-9)

ルーム (角川ホラー文庫 49-9)

作家
新津きよみ
水口 理恵子
出版社
KADOKAWA
発売日
2005-03-10
ISBN
9784041916100
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ルーム (角川ホラー文庫 49-9) / 感想・レビュー

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itoko♪

久しぶりに読んだ新津きよみさん作品でしたが、やっぱり面白い!都会で一人暮らししている女性と郷里で暮らす老女、二組の母娘関係が交錯して、不可解な出来事が次から次へと起こり、やがてある「秘密」が浮かび上がる。本当に強かだったのは、姉の言う通りだと私も思う。ラストにドキッとさせられたし、ホント上手いなぁ。

2018/09/06

momi

家族と何年も絶縁状態だった姉が急死!遺品整理に訪れた姉の部屋で驚きのものが発見された…。その部屋に隠された「秘密」とは…!女性の心を書かせたら上手い著者なのでスラスラと読めるのだけど、想像してたものとは違いサスペンスと言うより、とても淋しい印象を受けました!女一人が孤独に生活し、死後明らかにされていく真実。孤独死…身辺整理…ちょっと考えさせられました…。

2015/08/21

Yu。

七年もの間音信不通だった姉の死‥ 遺品整理を任された妹が感じる室内の違和感とは。。ひとり都会で生き抜く独身女性の孤独や覚悟の根底にある確執という母娘描写がただのサスペンスドラマでは終わらせない涙味。‥そうそう、本作は“ホラー”ではないのであしからず(๑¯ω¯๑)

2018/03/20

のりオバ

少し回りくどい説明が多かったのですが、女性心理がよく表現されており、全体的に楽しく読めました。親の介護や夫の親の介護、職業婦人としての親への関わり方など、身近に感じる悩みなどが盛り込まれており、感情移入する読者も多いのでは・・・と思いました😃

2020/09/27

星落秋風五丈原

姉の理美が死んだ。家族とは絶縁状態にあった姉が、妹の友美の住所を書いたメモを残して息を引き取った。友美は後始末のために姉のマンションを訪れた。姉はどんな生活をしていたのだろう?どんな人間関係があったのだろう?姉の死を知らせる必要のある人はいるのだろうか?だが大都会でたった一人で生きてきた姉の部屋で友美は姉の隠された部分を発見してしまった。それは段ボールに入れられた幼児の白骨だった。

2002/09/11

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