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夜明けのパトロール (角川文庫)

夜明けのパトロール (角川文庫)

夜明けのパトロール (角川文庫)

作家
ドン・ウィンズロウ
中山 宥
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-07-23
ISBN
9784042823087
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夜明けのパトロール (角川文庫) / 感想・レビュー

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buchipanda3

サンディエゴのパシフィックビーチ、行ったことのない場所だが、ブーンみたいな奴がいるんじゃないかって思うと何だか親しみを感じさせる。生まれつきのサーファー、たまに探偵のブーン。いい奴だったなあ。単純明快な爽快さと強靭さを見せながら、繊細に自分と向き合う一面もある。いつも海の壮大さと深遠さに対峙しているからか。波乗り仲間たちもいいね。背景がしっかりと描かれているので彼女彼らの場面も一つ一つがドラマだった。ハイ・タイドの涙が沁みる。そしてサニーのクライマックスはブーンとシンクロして気持ちが高まった。続編も読む。

2021/04/22

サンディエゴのサーファー探偵が主人公。日系人の刑事や水難救助員を含む6人のサーフィンチーム、ドーン・パトロールが爽やかで魅力的な日々を過ごしていた所に、ひとつの事件が舞い込みその友情をバラバラに。主人公ブーンの緩やかな日常や恋愛や友情を読みながら、ドン・ウィンズロウとしては少々物足りなさを感じていた所、ブーンが請け負う事件の真相が見えるに従い、全く笑えない程卑劣な様相を呈し戸惑う羽目に。短く切れの良い展開もダークな真相も清々しい結末も、全てがウィンズロウらしく、結果的にはかなり楽しむ事が出来ました。

2018/04/21

ずっきーーーん

【ドン・ウィンズロウ未読/再読祭り開催中】はああああーーー!面白かった!アホみたいだけどこれしか思いつかない。ドン様作とはいえ、サーファーで探偵という設定に惹かれず「いつかでいっか」なんてスルーしてた自分をボードから蹴り落としたい。ドーン・パトロールの面々は言うに及ばず、爺ちゃんから姉ちゃん、悪党に至るまで、人物の魅力的なことこの上ない。一人一人のスピンオフを短編集とかで出して欲しいくらい。人にも街にも文化にも葛藤と歴史がある。光もあれば陰もある。全てを波に乗せていざなう語り部の、野太い声を堪能せよ。

2020/05/15

harass

この作家の未読小説を攻める。サンディエゴで仲間たちとサーフィンと人生を楽しむ、探偵ブーンに女性を探すよう依頼がくる。軽妙な会話と癖のある人物たちに上質なエンタメ洋画を見ているような印象。依頼人のペトラとブーンのお互いのツンぶりがだんだん変化していく様などはニヤニヤしてしまった。だが、単純なエンタメでもないことが後半になってわかってくる。「壊れた世界の者たちよ」を読み返すか。実に充実した読書だった。おすすめ。

2021/02/07

Panzer Leader

「お帰りニール」と言いたいほどキャラが被っているが、「犬の力」を経たウィンズローが只の能天気なサーファー探偵を描くはずもなく、ドーンパトロールのメンバーだけでなく登場キャラの描き分けが素晴らしくて悪党までもが憎み切れないと思うほど。心に重く残る超大作も良いけれどこれ位のエンターテイメント作品が自分にはちょうど程よい。次作や「ブロークン」も楽しみ!

2020/06/06

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