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鎮魂歌 不夜城II (角川文庫)

鎮魂歌  不夜城II (角川文庫)

鎮魂歌 不夜城II (角川文庫)

作家
馳星周
出版社
角川書店
発売日
2000-10-24
ISBN
9784043442027
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鎮魂歌 不夜城II (角川文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

『不夜城』の続編。物語の舞台は、やはり新宿歌舞伎町界隈。正編の主人公、健一は健在だが今回は裏に回っている。代わって表舞台を駆け巡るのは、台湾人ヒットマンの秋生。そして、脇を固めるのが元刑事の滝沢。さらにはダーティヒロインの家麗。そして、上海と北京の対立する裏社会集団。さらにはヤクザ組織も。物語は幕開きからエンディングまで徹頭徹尾暴力とセックスと血の匂いに満ち満ちている。文字通り徹底したノワール小説である。そうした中で、唯一抒情の余地を持っていたのが秋生の夢―すなわち「犬を飼いたかった」というフレーズだ。

2019/09/01

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

デビュー作にして傑作『不夜城』の二年後を描いた続編。第51回日本推理作家協会賞受賞作。新宿歌舞伎町を舞台に裏社会に生きる男たちの非情な世界を描いた作品。生きるために裏切りそして殺す。ラストに向けて一気に加速する破滅への道程は正に滅びの美学そのものか。ただ、馳作品に惹かれる本当の理由は、圧倒的な暴力の中に存在する哀愁、切なさ。「望んでも決して手に入れられないもの。目の前にあって、どれだけ手を伸ばしても触れることは叶わない。」それがある限り、男たちは命を張ってただ突き進む。正に渾身の傑作ロマンノワール!

2018/12/20

レアル

『不夜城』の続編。前回よりも事件が複雑で、読みにくく…こちらも面白かったが、私は『不夜城』の方が良かったかなぁ。私の周りでは決して起こり得ない!と思いながらもつい読んでしまう!そんな作品☆

2013/10/13

いたろう

シリーズ2作目。前作から2年後の新宿歌舞伎町。今や歌舞伎町は、崔虎率いる北京マフィアと朱宏率いる上海マフィアが分け合い、その間で台湾の楊偉民が睨みを効かせている。今作では、劉健一はどちらかというと脇役にまわり、話の中心となるのは、楊偉民が目をかける台湾人の凄腕の殺し屋・郭秋生と元警察官の滝沢の2人。そして、前作の夏美に変わって、今作では、秋生がボディガードをする朱宏の情婦・家麗が、魅力的なダーティヒロインになっている。前作にも増してダークな健一に対して、家麗に一途な秋生が泣かせる。次の最終巻も大いに期待。

2019/05/06

ゆいまある

不夜城が出た頃当直室で寝ないで読んだ興奮が忘れられない。あんな話がまた読みたい!そう思ってたら続編があったことを最近知った。犬の図鑑以外何も持っていない若い殺し屋。笑顔一つで男を操る悪い女。どっちも大好き。でも早い段階から殺し過ぎ。死ぬのは分かってるけど、破滅に向かうタイミングが早すぎた。最後は混沌とし過ぎだけど、それまでは切なくて息苦しくて夢中で読んだ。健一(今気付いたけど馳星周ってブランキーのファンだよね。そこからつけたのか?)は一体どこに向かうのか。また読み返したい

2018/11/07

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