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余計者文学の系譜 (角川文庫ソフィア 246)

余計者文学の系譜 (角川文庫ソフィア 246)

余計者文学の系譜 (角川文庫ソフィア 246)

作家
北上次郎
出版社
KADOKAWA
発売日
1999-05-01
ISBN
9784043471010
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余計者文学の系譜 (角川文庫ソフィア 246) / 感想・レビュー

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kadocks

北上次郎本。ハードボイルド冒険小説中心に文庫解説を手直しした書評集なのだが、茶木さんの解説の通り読み返したくなる本、読んでみたくなる未読の本がただただ増える。ロバート・B・パーカー論や阿佐田哲也論。再読したくなり麻雀放浪記はkindleで見つけたがパーカーは本棚のどこかに全部あるはずなんだけど売ったかなぁ。ほぼ絶版でkindleもないから古本かな。社会からはみ出した男たちを主人公にした本ー「余計者文学の系譜」いいね。北上さんが亡くなられた事で色々過去に遡ってみたくなるのが辛い笑 読まねばならない本が増える

2023/06/11

Tetchy

非常に評価の難しい本だ。これは所謂“反則本”である。本書は、単に作者が各雑誌・文庫などに書き綴ってきた解説・評論を寄せ集めて1つにしただけなのだ。従って時折、内容の重複が見られ非常に見苦しい乱暴な作りになっている。しかし、内容はやはり北上次郎、面白いし、その読書作法には感心させられる。その広域な、悪く云えば手当たり次第な読書は、好きな物(者)は好きという実直さが見受けられる。それが故に勿体無い。

2009/03/24

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