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天の瞳 少年編II (角川文庫)

天の瞳 少年編II (角川文庫)

天の瞳 少年編II (角川文庫)

作家
灰谷健次郎
角川書店装丁室
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-10-24
ISBN
9784043520299
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天の瞳 少年編II (角川文庫) / 感想・レビュー

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あつひめ

倫太郎たちもは中学生。考える力が備わっている倫太郎たちは一段とパワーアップ。屁理屈といってしまえばそこで終わってしまうが、なぜ?どうして?だから?と様々なことを考え、人の話を鵜呑みにせず行動する。時には敵を作ることにもなるが、倫太郎たちを理解しようとする人たちもまた新たに増えていく。それが成長ということかも。頭ごなしに押し付けるのは如何なものか。されど、どこかでルールを設けなければというのもわかる。大人の考え、子供の気持ち。永遠の課題でもあるように思う。倫太郎たちはどんな大人になるのか。とても楽しみだ。

2019/09/23

Miyoshi Hirotaka

少林寺拳法は護身術だが、最良の策は危きに近寄らないこと。技は磨かなければならないが、磨いた技は使わないことが最善だ。正義とは相手に非があっても自分と他人の行く末を考えること。自立とは決意して行動した結果について責任を取ること。赤ん坊が歩き始めるように人は自立への本能を持っている。甘やかされるだけの心地よい環境が理想卿ではないと知っているからだ。精神や魂の自立は生涯の課題。それは、他人や社会との関わりの中で自己を厳しく見つめること。個人の自由が組織や社会への責任や義務とバランスしている状態が理想郷。

2014/02/16

sakadonohito

小学校高学年から中学1年まで。ちょっとずつ読んでいたからよく分からなくなった。沢山の良い知り合いがいるおかげで不良に絡まれても同じように染まらないで済んだ。が、今後不良にまとわりつかれる問題をどうしていくのか。独善的な教員にどう対応していくのか。親の悩みの方にどちらかと言うと関心がいってしまう。

2022/12/01

恵美

教師の駄目さにほとほとうんざり。子どもたちのほうがどれだけ人間味あふれる正常な考えの持ち主か思い知らされる。自分自身の学生時代を思い出しても同じかもしれない。本当に生徒を思い関わってくれた恩師と言えるような先生はごくわずかだった。のびのび純粋に成長している子どもたちの邪魔をしないでほしい。が、偉そうなことは言えない。私自身も親としてここに出てくる教師と同じことを言っていたことを思い出す。とても恥ずかしい。中学に入学して話は進むが、非行グループと頭の硬い教師に負けるな、倫太郎!

2013/05/29

さちゃ

育つことと育てることを考えさせられる。 心から入るか、形から入るかという言葉は言い得て妙だなと思う。

2019/02/10

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