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さらわれたい女 (角川文庫)

さらわれたい女 (角川文庫)

さらわれたい女 (角川文庫)

作家
歌野晶午
出版社
角川書店
発売日
2006-01-25
ISBN
9784043595037
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さらわれたい女 (角川文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

とにかく'時代'を感じる作品でした。発刊当時の1991年は本作でのトリックがインパクト大だったのかもしれませんが、現代においては少しインパクト薄な感じ、印象は否めないかなと。しかし、ある意味レト?なトリックを楽しむにはさらさらと話が進んでいくので、楽しく読めるかもしれません。今から30年近くも前の作品ですが、いい意味で昔?の雰囲気を楽しめる作品かと思われます。正直、もう少しディープな話を期待して読み進めましたが、残念ながら、おさまるトコにおさまった感じがあります。久しぶりにミステリー読み、体力勝負かなと。

2020/07/04

ダイ@2019.11.2~一時休止

狂言誘拐からの殺人事件。初期の作品って事で当時には最新の通信手段も現在読むと古いが面白かった。

2013/08/29

chika

20年以上前の作品ですが、輝きは色褪せてないです。狂言誘拐の共犯と探偵の二役を兼ねる便利屋の主人公、斬新なキャラです。自動車電話、伝言ダイヤルでの電話トリック&大ドンデンもクールです!巧みな一人称と三人称の叙述展開、時系列のシャッフル展開など名作 葉桜に継承されてる手法満載の隠れた名作(*^o^*)

2017/09/30

mr.lupin

「私を誘拐してください」ととある便利屋に狂言誘拐の話が持ち込まれた。便利屋は完璧なプランを練り見事に誘拐を成功させた。しかし狂言誘拐を持ち込んだ女性が殺されているのを発見。スピーディーな展開で読むのを飽きさせなくサクサクと読了。何だかたくさん騙され続けたな~☆☆☆☆★

2019/06/24

yu

久しぶりの歌野さん作品。さすがの一言。1991年の作品だが今読んでも十分に楽しめる。 ある便利屋のもとに「夫の自分への愛を確かめるため、自分を誘拐してほしい」という依頼がくる。狂言誘拐に便乗しその裏でまんまと身代金を搾取した便利屋だが、部屋へ戻ってみると依頼主の絞殺死体が。 萩原聖人と中谷美紀主演の「カオス」というタイトルで映画化されている作品。その当時は歌野さん原作とは知らずに見ていた。ラストシーンがすごく印象に残っている。原作とは結末が異なるが、原作・映画とも良作。歌野さん、やっぱり好きだ!

2013/03/08

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