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職業欄はエスパー (角川文庫)

職業欄はエスパー (角川文庫)

職業欄はエスパー (角川文庫)

作家
森達也
出版社
角川書店
発売日
2002-09-01
ISBN
9784043625024
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あらすじ

「超能力」は存在するのか?それともトリックなのか?スプーン曲げの清田益章、UFOを呼ぶ秋山眞人、ダウジングの堤裕司。かつては一世を風靡し、「超能力者であること」を職業に選んだ彼らは今、何を?3人に興味を抱いて、8年間にわたって取材を続けた著者が数々の不可思議な現象をまのあたりにしながら、「超能力」という迷宮にさまよい、彼らの孤独をすくいとろうとした異色の超現実ノンフィクション。

職業欄はエスパー (角川文庫) / 感想・レビュー

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はらぺこ

取材対象の3人が三者三様でオモロイ。 ダウジングの堤祐司と大槻教授の対決は騙まし討ちに近い気がする。この本を読む限り全体的に超常現象否定論は弱い。無学な自分には、平凡なタイムで終わったウサイン・ボルトに対し「世界新はインチキや!」と言うてるのに近い気がしてしょうがない。しかし、紛い物や詐欺行為が有るのも事実。大槻教授は揚げ足取りではなく徹底解明する事が被害者を減らす事に繋がるのではないでしょうかねぇ。 『ギミア・ぶれいく』でカットされた部分を観てみたい。

2011/06/10

ひろ☆

スプーン曲げの清田、秋山眞人、ダウジングの堤裕司といった3人の超能力者の取材記。昔はこういうテレビ番組も多かった。テレビの視聴率稼ぎの被害者でもある。ソニーだけじゃなく、ホンダや京セラといった企業も超能力に関心があったんだな。否定する奴に限って、本気で見たり、試したりしていない。

2015/06/05

ホークス

森達也はとにかく問題意識が凄い。瑣末な事実関係にこだわらず、その向こうに横たわる構造や関係性を見据えている。又、強いプロ根性と繊細な内省の狭間で翻弄される著者の姿には息が詰まった。マッチョなドキュメンタリーでありながら、文学の香りすら感じてしまう。これでは身がもたないのではないか。忘れたくないのは「信じたいことしか信じない」という、我々の紛れも無い魔女狩り志向であり、客の志向に忠実過ぎるマスコミと我々との共犯関係だ。その志向すらも誰か(マスコミ、政治家、先生等)の責任にするのでは、余りに救いがなさ過ぎる。

2015/03/29

tama

読了後、ニコニコ動画でテレビの「職業欄はエスパー」視聴。森達也は、いつもドキュメンタリーを撮りながら、悩み続ける。なぜその対象を撮影するのか、世間はどう見るのか、対象はどう考えるのか。彼の作品は常に自らの葛藤を描いて、明確な結論が得られる事はほとんどない。まぁ、明確な結論なんて必要ない(存在しない)のかもしれない。そのスタンスに何か感じる人は、森達也の作品を見(読み)続けるだろうし、面倒と感じる人は全く受け付けないだろう。 さて。超能力を信じますか?という質問に、自分はどう答えるんだろうなぁ。

2014/05/01

ジョニーウォーカー

スプーン曲げの清田益章、UFOを呼ぶ秋山眞人、ダウジングの堤裕司。それぞれ「超能力者」であることを職業に選んだ3人の日常を、森達也が8年にわたり取材した異色のノンフィクション。手のひらでひとりでに折れ曲がるスプーン、何もない瓶の中に突然あらわれる木の葉…。正直、実際の超能力がこれほどまでに凄いとは思ってもみなかった。そして、そんな“本物”をとらえた映像ほど、社会的影響を考慮してテレビ放送ではカットされている事実にも驚愕した。超能力を信じない人にこそ、ぜひ読んでみてもらいたい一冊。

2009/01/30

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