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新耳袋―現代百物語〈第5夜〉 (角川文庫)

新耳袋―現代百物語〈第5夜〉 (角川文庫)

新耳袋―現代百物語〈第5夜〉 (角川文庫)

作家
木原浩勝
中山市朗
出版社
角川書店
発売日
2004-06-01
ISBN
9784043653058
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あらすじ

人に語られ、人に伝わってこそ怪談に命が宿る――。この世の不思議と底知れぬ怖さを垣間見る、怪談本の決定版。

新耳袋―現代百物語〈第5夜〉 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ゆみきーにゃ

《購入》たまに心震える(いい意味で)話しがあるから、怪談話を読むのがやめられない。そんな話に出逢えたので満足の一冊。

2015/05/05

急いで突厥

夏が来たのでホラーを読んでみた第9段。 今回は亡くなられたある落語家さんのエピソードと第1夜で語られた学生寮の幽霊が継続中な事。が印象に残った。 最終章の戦争にまつわる話を読みながら、間もなく終戦記念日だなぁと思っていた。 今回も怖いので2日に分けて読んだ。

2015/08/13

田中

心霊系の実話を読んでいると、急にしみじみとした気持ちになるものがある。77話だ。犬や猫が、飼い主に伝えるしるしのようなもの。そばから離れたくない情が永遠と続くのだろう。亡くなった飼い犬の小屋を処分した。その犬小屋が置かれてた跡地から、なぜか、「オレンジ色」のグラジオラスが咲く。それも不思議だけど、ある年だけ「白色」で咲いた。犬は、「お姉さん」の幸福な出来事を知っていたのだろう。いつもと色の異なる花弁は「祝福」をあらわしたのか。犬は、家族やお姉さんをずっと見守っていた。

2019/02/14

クナコ

第4夜に続き初読。怪談千話を目標に掲げた折り返し地点としての第5夜。編者たち曰く原点回帰の巻。新耳袋は続きものの本ではなくあくまで幅広く怪談を取り扱うということで、回を重ねるごとに怖さを増す目的はなく、世の怪を記録し残すことが重要とのこと。この言葉に倣うように、古来から語られる狐狸妖怪や戦争にまつわる話が丁寧に取り上げられている。鳥肌の立つような恐怖譚はなかったが、記憶に残る話は多かった。

2018/09/04

壱倉@絵本整理中

数多くの怪談の中で、私が最も好きな話『1908』が収録されている巻。突如路上に現れ、そしてまたどこかに消えていった男。唯一残された手掛かりは、1908年製造の真新しい革靴一足だけ、という奇妙な話。男は何者だったのか。なぜ90年以上前にドイツで造られた革靴が落ちていたのか(それも新品同然で!)。考えると、何だかワクワクするではありませんか。戦争にまつわる話は怖さよりもやるせなさが先に立ち、読んでいて胸が苦しい。幽霊よりも妖怪よりも、やはり一番怖いのは生きた人間なのだなと、思わずにはいられないのです。【再読】

2016/08/31

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