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真夜中の金魚 (角川文庫)

真夜中の金魚 (角川文庫)

真夜中の金魚 (角川文庫)

作家
福澤徹三
遠藤拓人
出版社
KADOKAWA
発売日
2010-03-21
ISBN
9784043834051
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真夜中の金魚 (角川文庫) / 感想・レビュー

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いこ

これって絶対「いこ」のイメージと違うよね?いこは、ぽわ~んとしてふわ~んとした本専門なのに~。と、本開いて即思ったのに、すぐ引き込まれて止まらなくなって、あっという間に最後まで読んじゃった。栞すら一度も挿まなかった。語りの「おれ」(名前ない)は、北九州のクラブみたいな店で働いてる。社長はヤバい人。お客も組の人が来て、おれの女(ホステスしてる)に目を付けちゃった。戦いが始まる。最後まで戦ってる。最後までヤバい人しか出てこない。マトモな人一人もいない。でも読み始めたら絶対止められないこと請け合いの面白さです!

2021/11/26

はつばあば

九州っていえば無法松が頭に浮かぶのですが、この福澤さんのはちょっと前の・・・時代的にハルシオンが出てくるのだから今より15年程前の若者なんでしょう。チンピラやくざに呑み屋のマスターにホステス等、夜の支配者ともいうべき裏社会の人々の成長?成長と云うのか死や暴力が誘蛾灯のように回っている。今の若者も大学へ親に行かせてもらって女性のポン引きみたいなのをして京都で捕まった者達がいる。何の為に親が老後の資金を崩してまで大学まで行かせているのか。ほんと情けなくなる。大人が子供に媚びる事が如何に悪害を及ぼしているか・・

2019/01/19

mihya

アウトロー的青春ドラマなのかもしれないが、いまひとつ盛り上がりに欠け、主人公の行動も短絡的でちょっとした嫌悪感を持ってしまった。今後もこんな行動を続けてたらホントに命がないんじゃなかろうか。 北九州が舞台だということで、知ってるお店の名前とかが出てきてイメージしやすく、軽く読めた。自分の生活とはあまり関わりがない世界なので面白くもあるけど、ちょっと引いてしまう。(北九州って全てがこうじゃないからね)

2022/10/11

10$の恋

『水清ければ 魚住まず』。北九州市、ネオン街、パチンコゴト師、おれ、手下、ヤバい、チンピラ、アホなキティちゃん、シンナー、喧嘩、場末のスナック、逃亡、在日、厭な予感、前歯ボキリ、関東ヤクザ、持ち逃げ、厄介、ピンチ、ゴキブリホイホイのキティちゃん、ボコボコ、闇病院、行き当たりばったり、彼女、ヒモ、おれ、酒、不安定、痛い、ヤバい、アウトロー、逃亡、ドツボ、ヤバいヤバい、執拗、またボコボコ、おれ、仮歯もボキリ、悪循環、大ピンチ、万事休す、グサリ、逆転・・そして最終的に「あたしは金魚、あなたは出目金♡」オモロい♪

2021/08/26

Walhalla

北九州の裏の世界を舞台としたアウトロー作品です。人間の欲が渦巻く様子がとても濃く描かれていますが、さりげなくジョークも効いていて面白いです。真っ当な生き方をしている人物は1人も登場せず、どうしようもない人達ばかりが走り回っていますが、テンポも良くて読み易いです。

2022/09/06

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