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眼球綺譚 ―COMICS― (角川文庫)

眼球綺譚 ―COMICS― (角川文庫)

眼球綺譚 ―COMICS― (角川文庫)

作家
綾辻行人
児嶋都
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2009-01-24
ISBN
9784043855025
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眼球綺譚 ―COMICS― (角川文庫) / 感想・レビュー

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aquamarine

とても評判がいいので、原作を再読したついでにこちらも手に取ってみました。ご本人が完璧に作品の世界を理解されて丁寧に丁寧にコミック化されているのがわかります。原作の雰囲気はそのままで、原作を読んでいて結末がわかっているのにドキドキします。巻末で綾辻氏も絶賛されていますが、特に「鉄橋」はコミックの方が流れが美しく惹きこまれてとても良かったです。「緋色の囁き」も読んでみたくなりました。収録「再生」「特別料理」「眼球綺譚」「鉄橋」「最後の記憶(ポエム風小品)」「人間じゃない(漫画のために原作描き下ろし)」

2016/10/30

HANA

綾辻行人の小説を児嶋都が漫画化した一冊。先に読んだ『緋色の囁き』とは違い、こちらは完全にホラー特化。全ての原作は既読で印象深い作品ばかりだったので、漫画化も期待しつつ読んだのだが…結果大当たり。一際好きな「特別料理」なのだが、題名から読者が想像するアレの一際上を行きあの何とも言えぬラストまでがどこかコミカルな調子で描かれ、それがまた作品の雰囲気にピッタリなのである。表題作と「再生」の方はうって変わって、正当なホラー漫画の絵柄で描かれているし。原作が著者の技量によってより上手く味付けされた本だと思います。

2024/01/09

近藤

同名の小説の漫画版。原作未読でも問題なく楽しめるばかりでなく、既読の人も十二分に楽しめるよう工夫されている素晴らしいコミカライズ例。漫画家さんが原作を読み込んでいるのがひしひしと伝わってくる。職人技。

2016/11/29

future4227

小説を読んで相当気持ち悪かったはずなのに、怖いもの見たさで漫画版に手を出してしまった。想像するだけでもゾッとしたのだから、視覚化に訴えられたらコワさ、キモさは半端ない。そして楳図かずおを彷彿とさせる児嶋さんのタッチがおどろおどろしさを増幅させてる。ごく普通の場面でもすでに怖い。読んで良かったという満足感と読まなきゃ良かったという後悔が同時に襲ってくる作品。

2016/05/10

ささやか@ケチャップマン

原作は未読だが、これを読んでこれから見る予定。どれもホラー的要素がきちんと漫画になっていて面白かった。確かに「鉄橋」は綾辻さんの言うとおり、原作より漫画のほうが出来が良さそう。

2016/08/08

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