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危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

作家
中野京子
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-10-25
ISBN
9784043940035
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危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫) / 感想・レビュー

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優希

読みやすかったです。通俗ゴシップのコラム。血族結婚がメインのテーマというより、様々な雑学や小ネタが満載という感じでした。欧州の血筋の混沌ぶりは知っていましたが、どこを読んでも楽しめます。王家だけでなく、芸術家や庶民にまで幅広く書かれているので、意外なことを知ることができるのが興味深いです。マリー・アントワネットを基準にした時代の流れはアイディアですね。切れ味がよくて面白かったです。

2016/03/26

まつこ

マリー・アントワネットを中心にその前後の時代を生きた王族たちの逸話。タイトルからもっと血なまぐさい話が多いのかと思ったら、一つ一つが短くまとめられているので読みやすかった。例えば、昔の指揮棒は重い杖のようなものでそれが元で死んだとか、ギロチンは1981年まで使われていたとか普通の世界史の授業では扱われない小話が多くて楽しかった。 王族と言っても、欲望むき出しで今よりよっぽど人間くさいな。

2013/10/16

坂城 弥生

マリーアントワネットの年齢(生誕〇〇年前、〇〇歳、没後〇〇年)が章の前に描かれてて、時間軸がわかりやすかった。

2021/09/12

カナン

フリードリヒ二世の若かりし頃のエピソードに触れるならカッテの名前ぐらいは出して欲しかったかな。結婚がメインだから女性寄りの視点になるのはある程度仕方ないが、マリア・テレジアや、中でもマリー・アントワネットはあれこれ書きつつも確りフォローを入れるのに対して、男性に関してはかなり辛口な印象を受ける。中野さんはドイツ文学者だけどどちらかと云うとオーストリア贔屓なのかしらん。著者が女性ではなく男性だったらそれぞれの像はまた大きく変わるんだろう。書いてる本人が一人で盛り上がって読者は置いてきぼりと云えなくもない。

2015/01/15

Mizhology

殺してしまうと一年以内に命を落とすといわれる神の使い。もう絶滅してしまったのだろうか。ある時また、突然遣わされるのだろうか。中野京子さん3冊目。表題どおりおどろおどろしいけど、面白かった。フランケンシュタインは読んだ事がないので、読んでみたいと思いました。背景ふまえて読んでみたいです。

2019/09/10

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