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ヴィーナスの命題 (角川文庫 ま 30-1)

ヴィーナスの命題 (角川文庫 ま 30-1)

ヴィーナスの命題 (角川文庫 ま 30-1)

作家
真木武志
はるお
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-07-24
ISBN
9784043943432
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ヴィーナスの命題 (角川文庫 ま 30-1) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

実は再読なのだけど、今回も理解できなかった。「薦」を書いた綾辻さんは、決して難解ではないというが、青春小説として、登場人物の会話や行動を読んで楽しむだけならとかく、ミステリとしては、これほど錯綜して流れをつかみがたい小説もそうはないだろう。結局、真相は何なのか、今回もよく飲み込めないまま終わってしまったので、いつかまた再挑戦するしかないだろう。牧永と高槻と柳瀬以外の人物を、読み分けられなかったことが、わかりにくさの原因だと思う。ここまで難しいことを平気で考え、述べる高校生は、簡単にはいないだろうし。

2015/01/25

今夜はカレー

20年前の西岡德馬と高橋ひとみのように大人びた(違うかもしれないもうわからない)高校生が放つ思わせ振りで意味ありげで彼らにしかわからない言葉が僕の体に何も残さずに貫通していく。この唐突に始まった会話は何なんだ?という場面が多すぎる。てかほぼ全てといっていい。リアリティという言葉でぶった斬るのは嫌だし、せめて物語の大枠だけでも理解しようと読んでいたが、犯人は誰かとかトリックの効果とか、もはやもうなんていうか自信がない。最後に何か有るのか無いのか、それだけが原動力で読みきった。

2022/12/06

DarumaO

半年前に半分まで読んで、ほったらかしていたヤツ。最後まで読んだけど、理解できたかいうと、正直、不安が残る。難解といえば、それで終わりかもしれないが、じゃあ、どこらへんが難解なのか。文体か、内容か、それとも著者自身が?自分にはそれもわからない。この作品は確実に二度以上読まないと、絶対、理解不能だと思う。現段階では良し悪しの判断もつけられないので、唯一光のともっている、「保留ボタン」を押させていただきます。

2011/05/11

佐島楓

あるところまで読み進めて、ようやくキャラが立つ印象。それまでは混乱するが我慢。思春期のもやもやした心理状態と風景の描写は好き。帯の長門に惹かれて買ったのだが、手ごわい。再読すると印象が変わってきそうだ。

2011/06/08

hashicon

ページ数と比較して、読むのに非常に時間がかかった。文章が難解。読み終わった後も、いまいち真相が何だったのかわからない。でも全てを理解できれば、見方が変わるかもしれないと感じた作品でした。内容を覚えているうちに再読したいです。

2010/12/19

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