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タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫)

タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫)

タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫)

作家
飛鳥井千砂
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-08-25
ISBN
9784043944545
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タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫) / 感想・レビュー

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takaC

集英社の『小説すばる』の不定期連載だったのに、単行本(文庫本だけど)は角川書店からの出版なのか。お話自体はあまり奥深さも起伏もなくパラパラと読み流して終わってしまった。

2011/12/28

ちはや@灯れ松明の火

そばにいるだけで嬉しいはずなのに、どうしてかすかな痛みがちくちく刺さるんだろう。小さな小さな幸せ、キュートな名前のショッピングモール内で働く彼らは顔で笑って心で悩む。物理的距離が心許なくさせる気持ち、一緒に暮らしてても見逃しそうな想い、風に舞う葉のように揺さぶられる。強気の裏に隠した涙、柔らかな物腰に潜むまっすぐな強さ、心の奥底まで全て掴めていない。でも、みんな違う自分を持っていて、誇りながら別の誰かを認めることで繋がっていく。ささやかな幸せは、優しさの水と愛しさの光を浴びて、いつか笑顔の花を咲かせる。

2012/06/14

紫 綺

恋愛小説ってことで、腰引けながらの読み始めだったが、ぐいぐい引き込まれ、いい気分で読了♪タイニー・タイニー・ハッピー、文字通り、小さな幸せも積もれば超ハッピーに・・・とまではいかないけれど、ゆるゆると頬のゆるむ連作短編だった。やっぱ、誰かを好きになるってことは、大きなエネルギーを産むんだと確信した。

2012/06/20

nyanco

ショッピングセンター「タニハピ」で働く20~30代の男女の物語。仕事に、恋に悩む若い世代の様子がよく描かれていました。ありがちな設定ではあるのだけれど、日常の何気ないシーンに共感できるエピソードが盛り込まれていました。人から見たら、そんなのどうでもいいことじゃない…と言うようなささいなことが一緒に暮らしている相手に対して、苛立ってしまう感情をドックイヤーと脱ぎっぱなしの洋服という解りやすい行動で表現してされているのがとても良かった。続→

2012/05/16

❁かな❁

とても素敵なお話でした♪大型ショッピングモールのタイニー・タイニー・ハッピー(略してタニハピ)に関わりのある男女の織りなす連作短編集!各章で視点が変わります。登場人物は相手に対して不安に思っている事や後ろめたい思いがあったり、片思いしていたりといろいろあり…。それぞれの気持ちがよくわかり、応援したくなったり、切なくなったりしました。装丁の雰囲気も好み♡本当に日常によくある恋愛のお話なのですが、とても皆いい関係でほっこりする事ができます!最後の章はウルウルしてしまいました☆とってもお気に入り♬

2013/02/27

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