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芸者と遊び 日本的サロン文化の盛衰 (角川ソフィア文庫)

芸者と遊び 日本的サロン文化の盛衰 (角川ソフィア文庫)

芸者と遊び 日本的サロン文化の盛衰 (角川ソフィア文庫)

作家
田中優子
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-12-22
ISBN
9784044001926
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芸者と遊び 日本的サロン文化の盛衰 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー

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k5

江戸力強化月間⑩。の、つもりで読んだんですけど、谷崎や吉井勇の時代が主だったかな、と思います。江戸の文化って芸と色、という最近思っていることを明文化している本でした。

2022/06/08

宗次郎

幽女の如き~で廓関係に興味を持ったが娼妓と芸者を同一視している人はまだ多いだろう。芸者を中心にサロンが形成されてきたとすれば、そのトップクラスの人物は博識であったというのも納得がいく。自分の夫を元パトロンの嫁に寝取られても、嫉妬心を表に出さず受け流すという感覚は確かに今では理解出来るものではない。花柳界の隆盛は大きな社会変動がつきものらしい。維新後の没落士族の流入で、芸を持たない素人娘に負けてはいられないという芸者達の矜持もあったろう。大戦後一時期吹き替えしたのも斜陽族からの流入が原因だろうか。

2017/03/09

ルミナス

およそ今の風俗感とはまったく異なる世界。 芸事だけでも色事だけでも粋ではない。 男も女も穏やかに雑魚寝をする世界。

2019/08/20

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