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老後に備えない生き方

老後に備えない生き方

老後に備えない生き方

作家
岸見一郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-07-22
ISBN
9784044003821
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老後に備えない生き方 / 感想・レビュー

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とよぽん

10月の締めに、とても慈愛に満ちた至言を読ませてもらった。私とほぼ同年代の岸見先生の、人生終盤に向かう心の持ちようを示された感じで・・・。未来と過去を手放す(先のことはわからない)、課題を分離する(例:親の課題か子供の課題か)、自分と他者を分別しない→共生、人はいつでも変われる。まとめると「今を生きる」ということ! 今できることをして、人生を先送りしない。過去よりも未来よりも「今」が重要、老後に備えるのではなく「今」の積み重ねに徹することだ。

2020/10/31

スリカータ

アドラー心理学第一人者の著者。実母を49歳で亡くし、実父の認知症の介護をし、ご自身は心筋梗塞を経験している。どの章を読んでも、質問の回答も、ご自身の経験談が何度も何度も記されてあり、後半は流し読みしてしまった。近年出版の他著書もそうでしたが、ご自身の苦労経験談が優ってしまい真新しさは少なく感じた。老後に備えないというより、今この時を生きるという視点です。

2020/09/11

鳴海

え、備えなくて良いのなら楽チンぢゃん!などと言う、安直さで選んだ。自己啓発本は鵜呑みにせず、良いトコ取りで、と思いつつだったが、頷く事しきりだった。ザックリ言うと、通り過ぎた過去と、不確かな未来に振り回されず、今を生きよう、と言う思考。とても好ましい。大病や親の介護を経験したカウンセラーでもある著者が、自身や友人や患者さんからの具体的悩みを取り上げて、一刀両断して行くのが何とも潔い。(そうは言ってもねぇ)などと、自分自身に言い訳をしたくなる所もあれど、それでは停滞したままなのだ、と腑に落ちてしまった。

2021/08/08

ゆにこ

タイトルが珍しいなと手に取ったのですが想像していた内容とはちょっと違っていた。未来への不安を手放すことは私には難しい。

2021/02/07

タペンス

 未来は不透明と覚悟し、かつ怖いことばかりが待ち受けているとは考えない。長生きを前提に目標を立て、目標に向かってできるだけ回り道をすることなく効率的に生きるのが人生ではない。他者は自分の期待を満たすために生きていない。どんなライフスタイルで生きていくのかは自分で決められる。他者からどう評価されるかは自分の価値や本質とはまったく関係ない。生きることは苦しいが真剣に生きることが何よりも他者への貢献。いろいろ勉強になった。この先どう生きていくべきか日々悩む。

2022/05/20

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