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男色大鑑 (角川ソフィア文庫)

男色大鑑 (角川ソフィア文庫)

男色大鑑 (角川ソフィア文庫)

作家
富士正晴
井原西鶴
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-11-21
ISBN
9784044004927
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男色大鑑 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

江戸時代、男子の公然の嗜みとされていた男色。その男色も本となるとテンプレートが見えてくる!序の「色はふたつの物あらそひ」は男色が如何に尊ばれているかが説かれているのだが、まず、文体が凄い。前者に男女の愛が如何に俗で煩わしいものかが、後者に男色の尊さが一気呵成に一文で書かれるのだから。音読では息継ぎをどこで入れるかで悩みますね。特に仇討ちものでもある「編笠は重ねての恨み」は仇討ち後、邪恋を抱く荒法師らに捕まり、身体を嬲られ、耐えるも口を吸われそうになり、涙を流す場面は「私は薄い本でも読んどるのか?」と思った

2021/05/13

ハルト

読了:◎ 江戸時代の男色を中心に据えた浮世草子。武士編と歌舞伎若衆編がある。どちらも男同士の関係の心意気を書いている。武士編では命を賭しての恋のやりとりがあり、歌舞伎若衆編では役者ならではの苦悩や恋が書かれている。どちらもがはかない恋の顛末多し。解説では現代のBLとこの作品とを比べ、女性による女性のための新鮮なファンタジーとなっていると語られていました。BLは結婚や出産からの女性の解放とありましたが今はオメガバースがあることを考えると、それも少し形態が変わってきたのではないかと思いました。

2020/01/09

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