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千夜千冊エディション 編集力 (角川ソフィア文庫)

千夜千冊エディション 編集力 (角川ソフィア文庫)

千夜千冊エディション 編集力 (角川ソフィア文庫)

作家
松岡正剛
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-12-24
ISBN
9784044005078
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ジャンル

千夜千冊エディション 編集力 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

編集力ということで、知に関するものをまとめたりあるいは情報をどのように整理するかに関する書物を選んで評論しています。松岡さん得意とする分野であると思います。私はほとんど手に取ったことがない書物ばかりで新鮮でした。松岡さんにとっては周知のことばかりでしょうが私にはかなり難しく感じられました。ここにある本を数冊挑戦してみることにしようかとも思いました。

2019/12/26

ばんだねいっぺい

松岡さんの本は、雑多なものをポンポン投げてくれるから面白い。この巻では、ヴィトゲンシュタインの「カタルトシメス」や気になってやまない「アフォーダンス」とオシリスとイシスの神話が引っ掛かった。

2020/06/28

Akito Yoshiue

筆者の提言する編集工学のことがよくわかる。繰り返し読むことになりそうだし、紹介されている本も興味深いものが多かった。

2020/01/08

Hatann

千夜千冊エディションの第13弾。直球勝負の「編集力」というタイトルにて30冊の本を紹介しながら編集への思いが語られる。最初にマラルメの「絶対書物」が紹介されて正直なんのことだろうと思うが、編集を基礎づける様々な現代思想や認知科学の概念を経て、ハンス・ブルーメンベルクの「世界の読解可能性」に至るころには当初の疑念が氷解していく。自己編集の欠けがちな主語的な思索方法ではなく、述語的に繋がる思索・活動にこそ編集が動く。ロジカル・シンキングからアナロジカル・シンキングへの発想の転換を通じて自己の突出を促す。

2020/04/27

三州亭

松岡さんの自身のフィールド、編集に関する1冊。それだけに大変な密度を持って迫ってくるものがある。すべてを追いきれるわけではないけれど、それぞれのキーワード、手法、概観に想像力を刺激され、振り回される様な体験を味わえる。 その他の千夜千冊にも出てくる、今まで簡単には飲み込めなかった、独特の用語がそれぞれ主役として次々に舞台に上がってくるので、この一冊を読み込むことで編集の理解が進むことになるように感じた。

2020/08/23

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