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若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱 (角川ソフィア文庫)

若者よ、マルクスを読もう  20歳代の模索と情熱 (角川ソフィア文庫)

若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱 (角川ソフィア文庫)

作家
内田樹
石川康宏
出版社
角川学芸出版
発売日
2013-09-25
ISBN
9784044086121
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若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー

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樋口佳之

マルクスは人間が自己利益の追求を最優先することを止めて、自分の幸福と利益を気づかうのと同じ熱意をもって隣人の幸福と利益を気づかう「類的存在」になることを「人間的解放の完遂」だと考えました。/「疎外された労働」を書くマルクスはかなり熱い/地代とか利子とか労賃について書いているときより体温が上がっている。/御意。「疎外」「類的存在」(マルクス研究史的には段々後景に隠れていくみたいですが)抜きのマルクスとか考えられない。類的存在の描く像と諸宗教、諸道徳思想の説く教えの意外な近さ。

2019/05/26

佐島楓@執筆中

ウチダ先生の御本だから購入した。マルクスの著作自体が政治的に利用されていたのは知っていたのだけれど、特に初期の作品に関してはマルクスは本当に世の中を善くするにはどうすればいいのか、その一点のみを追究していたようだ。難しい文章を解説してあるので、入門書としては良いのだろう(私は読み物として面白かった)。

2014/04/02

活字スキー

面白かった!人類史にそびえ立つ偉大な、あまりに偉大な知の巨人マルクス(とお供のエンゲルス)。百年経っても大丈夫♪……ではない部分も無くはないが、その圧倒的な知性のダイナミズムは些かも衰えない。タイトルにもあるようにマルクスに触れた事のない若者向けという事で、著者のお二人が往復書簡という形でマルクス思考のエッセンスをかなり噛み砕いてくれるので、浅学な自分でも「マルクス熱い!ヤバい!面白い!」となる素晴らしいアカデミック・ハイを味わえた。続刊も待ち遠しいし、他のマルクス関連書籍にも挑戦したくなった。

2016/03/02

いろは

これを読んで頭が良くなる、というより、社会や世界の構造と、その歴史がマルクスを通して解る手立てとなる印象だった。幼い頃から、宗教と共産主義をタブーとされる家庭に育ったのなら、読んでおいた方が良い作品。何故タブーとされているのか知らないで批判する20代よりも、知って批判する20代でありたいなら、ぜひ読んで頂きたい。この作品を読んだなら、宗教は社会的欠陥の為に存在するという事が解るし、共産主義が結果的に「怠け者」を産み出す事が解る。しかし、共産主義が社会でもう少し重視されれば、自殺者や鬱病になる人は減少する。

2017/05/11

べっち

★★★手紙のやりとり形式でマルクスの著書(資本論については書かれていません)それぞれについての考えを書いています。高校生対象ということですが、正直ちょっと難しい(笑)内田さんはわかりやすいが石川さんの解説が自分にはよく分かりませんでした。お二人の注目する点や見方が違うところは興味深く、これが古典の醍醐味だと再認識しました。

2015/01/24

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