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発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

作家
栗原類
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-10-06
ISBN
9784046017772
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「発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由」のおすすめレビュー

「母親」の存在が大きかった――15万部突破、栗原類の自伝的エッセイがマンガに!「発達障害」を抱え、どのように輝く場所を見つけたのか

『マンガでわかる 発達障害の僕が羽ばたけた理由』(栗原類:著、酒井だんごむし:画/KADOKAWA)

 「ネガティブすぎるイケメンモデル」として瞬く間に人気者になった栗原類。現在は、タレントとしてだけでなく、映画・舞台で役者としても活躍の場を広げている彼が、2016年10月に出版し、多くの反響を集めたのが自伝的エッセイ『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』(KADOKAWA)だ。そう、彼は発達障害のひとつであるADD(注意欠陥障害)を抱えている。これは、8歳の頃、当時在住していたニューヨーク市の教育委員会で診断されたという。自身の半生をまとめ、ADDとはいったいなにかを綴ったエッセイは15万部を突破し、大勢の読者に勇気を与えたことだろう。その一方で寄せられたのが、「イラストや短い文章だともっとよかった」という声。発達障害を抱える人たちのなかには、活字を追うのが苦手な人もいるからだ。

 そんな声を受け、12月8日(金)に発売されたのが『マンガでわかる 発達障害の僕が羽ばたけた理由』(栗原類:著、酒井だんごむし:画/KADOKAWA)だ。本作は栗…

2017/12/8

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『金スマ』栗原類・母が語った、発達障がいを抱える親子の子育てが「どんな育児にも参考になる」と反響続出

『ブレない子育て 発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記』(栗原泉/KADOKAWA)

 2018年7月20日(金)に放送された『金曜日のスマイルたちへ』では、発達障がいを持つピアニスト・野田あすかさんが登場。同じく発達障がいを抱えるタレント・栗原類さんも母と共に出演し、「発達障がいの実態を知れてよかった」「もっと深く理解したい」と反響を呼んでいる。  同番組で発達障がいが取り上げられるのは、今回で3回目。番組では発達障がいについて、持って生まれた脳の機能障がいだと解説。言葉やコミュニケーション、運動などが人並みに出来ず、生活の支障となる症状が現れてしまう。文部科学省が2012年に行った調査によると、通常学級の小中学生のうち15人に1人が発達障がいの可能性を抱えている。  「自閉症スペクトラム障がい」と診断された野田さんは、視覚情報をうまく処理できないという症状を乗り越えながら自ら作曲もこなしている。2018年3月には、初のオリジナルCD「哀しみの向こう」を発表。全国ツアーも開催し、多くの人に感動を届けた。  番組の後半では、ADHD(注意欠…

2018/7/24

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栗原類の“母”による発達障害児の子育て論――子どもが本当に輝ける場所を見つけるためには

 2012年、“ネガティブすぎるイケメンモデル”とのキャッチコピーで、一躍人気者の仲間入りをした栗原類さん。数多くのテレビ番組に出演し、そのちょっと変わった言動が注目を集めた。そんな彼が、「発達障害」であることを告白したのは、2015年のこと。その後、2016年には自伝的エッセイ『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』(KADOKAWA)を上梓し、多くの当事者に勇気を与えた。その著書内で非常に印象に残ったのが、「母親への謝辞」だ。いまの自分がいるのは、母のおかげ――。彼がそう綴ったのには、相当の苦労を母親と乗り越えてきたからに他ならないのだろう。

 そして、このたび、類さんの母である栗原泉さんが、自身の過去や子育て体験をまとめた一冊を発表した。それが『ブレない子育て 発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記』(KADOKAWA)だ。本書には、泉さんが親との関係に悩んだ思春期、シングルマザーとして類さんを育てていた当時の奮闘、そして独自に編み出した子育ての極意などが赤裸々な語り口でまとめられている。 そこで、泉さんへの取材を敢行。子育て当…

2018/6/14

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発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 / 感想・レビュー

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風眠

人と違う事に対して良くも悪くも差別的になりがちなこの日本で、発達障害(彼の場合はADD)をカミングアウトする事は、物凄く大変だと思う。本人はそれほど深刻に捉えていないとしても、嫌な思いをする事が人より多いと思う。私の近くにいる人も「時間の管理ができない」「何も考えられなくなる、ぼんやりする」と言う事が多く、本人も人と感覚が違いすぎる事に傷ついたり、悩んだりしている。自分で自分を決めつけてしまう事は、あらゆる可能性を閉ざしてしまう事もある。だからこそ、いつだって寄り添える私でありたい。味方その1でありたい。

2017/03/04

ホークス

何より著者の勇気とお母さん始め関係者の努力に感動した。生半可な決意では出来ない事だ。実体験や感じた事が分かりやすく書かれた内容も素晴らしいが、特に立場の違う四人の視点がある所は本書の優れた点であろう。本人、お母さん、支援者(主治医)、友人(又吉直樹氏:対談)の微妙に違う捉え方を踏まえて、読者も自分なりに考察する事が出来る。著者がタレントで、テレビなどを通じて言動や雰囲気を知っている事も読者の理解につながる。又、誤解を恐れずに言えば、障害ではないが同じ傾向の生きづらさを抱える人にも助けになると思う。

2016/12/18

美登利

類くんがテレビに出始めて観た時、多分そうなんだろうと感じていました。金スマで語っていたのも観たので特に驚きは無かったのですが、早くに診断されてサポートがあったとは言え、お母様の根気のいる行動が無ければ今の類くんは居なかったと思います。子育ては親になったら誰もがちゃんとこなせるとは限らず、子供が自分の思い描く通りに育つとも限りません。障害があるなしに限らずに子供を育てていく為の親の心構え、それを思い知らされる本でもありました。色んなタイプの発達障害が有るんだと分かります、沢山の人に読んで欲しいと思います。

2017/01/29

優希

自分も発達障害なので読んでみました。本人、母、医師の3人の視点で語られていることで、発達障害について理解が広がればいいなと思いました。発達障害であることを受け入れている類くんに共感します。定型の人のようにはできないけれど、できることをやりつつ、居場所を見つけられたらいいですね。

2019/01/22

優希

自分も発達障害なので、当事者として読みました。障害を受け入れている類くんに共感します。普通のことが普通にできなくても、自分にできることが個性として輝いている。できることをできる範囲でやりつつ、社会に溶け込んでいければ良いと思いました。

2023/01/15

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