健康の結論
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「健康の結論」の関連記事
生きるモチベーション(メンタル管理と自殺予防)/『健康の結論』⑤
「人生100年時代」といわれる今、「生き続けるためには“防げる死を防ぐ”ことが重要」と堀江貴文氏。堀江氏が専門医師たちに徹底取材してまとめた著書『健康の結論』の中から、もっとも防ぎたい死、「自殺」について解説した章を5回連載で紹介します。
『健康の結論』(著:堀江貴文、監修:予防医療普及協会/KADOKAWA)
「死にたい」と言われたら、どうすればいいのか
もしも「死にたい」と言われたら、次のことに気をつけて話を聞いてみてほしい。そして、相談を受けた自分と相談者本人が信頼できる第三者を見つけ、支援者につなげていくことだ。
自殺未遂をした人のうち「本気で死にたいと思っても相談しなかった」という人は、実に73.9%だという(日本財団自殺意識調査 2016)。自殺者の多くは一人きりで悩み、問題を客観的に把握し、助けを求める力がかなり低下している。
自殺を考えるほど追い詰められている人に、「なぜ今まで黙っていたのか」と問題を問い詰めることは無意味だ。まずは、ただ黙って聞くことで問題をあぶり出すことが必要である。重々しく捉えなくてもいいが、「愚痴を聞こうか…
2019/7/23
全文を読む生きるモチベーション(メンタル管理と自殺予防)/『健康の結論』④
「人生100年時代」といわれる今、「生き続けるためには“防げる死を防ぐ”ことが重要」と堀江貴文氏。堀江氏が専門医師たちに徹底取材してまとめた著書『健康の結論』の中から、もっとも防ぎたい死、「自殺」について解説した章を5回連載で紹介します。
『健康の結論』(著:堀江貴文、監修:予防医療普及協会/KADOKAWA)
10代のおよそ10人に1人は「自傷」の経験があった
日本人の「自殺のリスク」を考慮する上で、一つ注目すべき事象がある。
若者の「自傷行為」だ。日本では10代のおよそ10人に1人は「自傷」の経験があるという。自傷行為の中でも最も多いのは、刃物で手首に傷をつける「リストカット」だ。
自傷とは心の辛さ、苦しさを何とかしようとしたときに、代替的におこなう行為である。死にたいほど辛い気持ちを、体から「切り離そう」という気持ちから派生することが多い。皮膚が痒いときに冷やすことで痒みの感覚を麻痺させ、和らげたりすることがあると思うが、それと同じように、心の不快感や辛さに身体的な痛みで蓋をしたいためにとる行動なのである。
しばしば、SNSで「死にたい」と…
2019/7/22
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健康の結論 / 感想・レビュー
mitei
ちまたにある色々な健康法はあるが若い人に向けて予防医学を書くというのは珍しい本だなと思った。歯周病、ピロリ菌は意識しておきたい。
2018/10/11
ハッシー
★★★☆☆ ホリエモンが書いた病気の予防法。短いのでサクッと読める。その道の専門家に取材した内容に基づいているので、信頼できる情報だとは思う。本の内容よりも、ホリエモンの行動力に驚かされた。確かに、検査は定期的に受けるべきだな〜
2019/03/04
えちぜんや よーた
ホリエモンは200才まで生きることを決めたらしい。200才まで生きられるかどうかは別として、やはり100才ぐらいまで生きることは決して珍しくなる時代がやってくるだろう。そのとき人間は65才程度で死ぬことを前提とした社会制度はとても持たない。日頃から「ホリエ本」を読んでいる方であれば、何をすれば良いかすでに分かっている人も多いと思うけど、まだまだマイノリティな考え方なんでしょうね。それでも文章を読んでいると、堀江さんが熱心に予防医療の啓発と社会の変革を地道に取り組んでいるという姿勢は大いにに感じられた。
2018/09/19
きみたけ
著者はあのホリエモン。健康や予防医療に関心を持っていることは知らずに本を手に取りました。これから長く生きていくためには「防げる死を防ぐ」のが大切で、特殊な医療技術が開発されないと健康で長生きなんてできないのかと言えばそうではなく、検査を受けて予防するだけで治療が難しい病にかかる可能性がかなり減らせるという。現代は1日に触れる情報量が膨大な「脳高負荷時代」、いかに脳を休めるかが重要。自身にヒットしたのは、人生を長く健康で生きるために「仕事」をどう捉えるか。最近仕事疲れが出始めた所なので、少し楽になりました。
2021/07/03
鱒子
kindle 。序盤はいつものホリエモン節、健康に直結するとして社会生活(特に仕事)についての記述が多いです。 中盤では取材に基づいた健康についての記述、玉石混淆の中から科学的根拠に基づく正しい知識を提示。最終章では落合陽一さんとの対談収録。ホリエモン流「防げる死を防ぐ」ための本。
2019/04/09
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