読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

毒親サバイバル

毒親サバイバル

毒親サバイバル

作家
菊池真理子
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-08-31
ISBN
9784046022806
amazonで購入する Kindle版を購入する

「毒親サバイバル」のおすすめレビュー

「家族の絆」を押し付けないで。毒親から逃げ延びた元・子どもたちの体験談

『毒親サバイバル』(菊池真理子/KADOKAWA)

「わが子を大切に思わない親はいない」「家族は必ずわかりあえる」一見すると正しいように思えるこれらの言葉は、果たして本当にすべての家族に当てはまるのだろうか? 当てはめてしまっていいのだろうか?

『毒親サバイバル』(KADOKAWA)は実の親に苦しめられ、それでもどうにか家から逃げ延びた元・子どもたちの体験談を集めたノンフィクションコミックだ。著者の菊池真理子さんも、アルコール依存症の父に振り回されて育った毒親サバイバーの一人。実体験を描いたデビュー作『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)はさまざまなメディアで取り上げられて注目を集めた。

 そんな著者が今度は自らと同じように「おかしな家」で育たざるを得なかった元・子どもたちを取材。彼や彼女がどんなふうに家から逃げ出し、つらい過去を乗り越えてきたかをマンガ化した。

 本書に登場する元・子どもたちの物語を読んでいくと、家庭環境はそれぞれまったく違うことに気づく。一人っ子がいれば5人きょうだいもいるし、核家族、大家族、シングル家庭と家族構成もさまざま。…

2018/9/10

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

「毒親サバイバル」の関連記事

【毒親体験談】元・子どもたちの毒親育ちエピソードと“その後”を描いた実録漫画9選

 親は子を無条件で愛するもの。それが当たり前であると思われてきた。しかし世間では児童虐待のニュースが後を絶たない。最近では子どもに愛情を注ぐどころか、支配し、悪影響を及ぼす存在の「毒親」に注目が集まっている。

 渦中の子は親の毒に気づけず、自分を責めてしまう傾向があるようだ。毒親育ちの子は、大人になってからもその影響に苦しみ、自身がまた毒親のようになることも多いという。この負の連鎖を断ち切るには、どうすればいいのか。

 自分では客観視しづらい毒親との関係性。他の人の体験談を通してなら、自分が置かれた状況を冷静に振り返るきっかけになるかもしれない。

 そこで本稿では「毒親」に関するコミックエッセイ作品を紹介する。毒親のタイプや育てられた子の特徴、毒親と過ごした日々のエピソードなどをまとめて見ていこう。

【毒母あるある】親の毒に気づけない子どもたち『それでも親子でいなきゃいけないの?』

 毒親の特徴とはどんなものか。子にとって「毒」であると指摘される親の行動範囲はさまざまで、暴力、過干渉、性的虐待、ネグレクトなど多岐にわたる。はたから見れば大事に育てられてい…

2020/8/28

全文を読む

【出産・子育てTOP10】令和ベイビーのために要チェック!「2019年人気記事ランキング」

 新しい「令和」という時代が訪れてから、子育て中、もしくは、妊娠しているという人も多いことだろう。出産・子育てに関する知識は時代を経ることに変化するため、最新の情報をチェックしておきたいもの。2019年、ダ・ヴィンチニュースでは出産・子育てに関するどんな記事が読まれたのだろうか。2019年人気記事ランキング(出産・子育て編)ベスト10を見てみるとしよう!

【第1位】「ダメ!」の代わりに使うべき魔法の言葉とは? 子どもも親もハッピーになる子育てがわかる世界的ベストセラー

『子どもの気持ちがわかる本』(イザベル・フィリオザ:著、アヌーク・デュボワ:イラスト、土居佳代子:訳/かんき出版)

 子どもの気持ちがわからない。そんなお悩みを抱える人には、『子どもの気持ちがわかる本』(イザベル・フィリオザ:著、アヌーク・デュボワ:イラスト、土居佳代子:訳/かんき出版)という育児書をオススメしたい。

 本書は、フランスで25万部を突破し、16カ国以上で翻訳された世界的ベストセラー。この本を読むと、「ダダをこねる」「ルールを守らない」「ウソをつく」といった理解しづらい子ども…

2019/12/30

全文を読む

関連記事をもっと見る

毒親サバイバル / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あっか

毒親育ち11人の生還経験を、ご自身もご経験がある著者がコミックにまとめた本。本当に色々なタイプがいて、ウチの親も毒親と言って良いんだ…と思える1冊になるかも。子どもにとって「これが当たり前、家族ってこんなもの」世間的にはむしろ恵まれていると思われることも…というのが確かにな、と胸が痛くなった。親を否定することは自分の人生を否定するようで苦しい。でも自分は被害を受けたと自覚することで一歩踏み出せるのは間違いない。そう考えるとわたしは早くに気付けた分まだマシだったのかもしれない。自分の道を見つけた皆さん素敵。

2020/08/08

きさらぎ

「毒親」など滅多にいるものではないと思っていたが、そうでもないのかもしれない。子供だから、殴られても大事なものを捨てられても性的虐待を受けても借金をさせられても腐ったものを食べさせられてもお弁当にウジ虫を入れられても五感すべてが硬直するような恐怖を感じても我慢しなければいけないのか。虐待は親と離れたら治まるものではなく、その後の人生や人間関係にまで影響を与えてしまう。そして本人が「被害」を自覚していないことも多いという。人に甘えられない私もきっと何かあるんだろうなぁ。今は愛情深い人にめちゃくちゃ甘えたい。

2018/12/19

たまきら

「普通の家」ってなんだろう。子供は親を選べない。おかれた環境を「普通」と思って育つ。だから、驚く。良くも悪くも、同じ家はない。この丁寧な取材でわかるのは、親の恐ろしいまでの影響力と、負の連鎖を断ち切ることの難しさだ。彼らの子ども時代に思いをはせる。共有してくれたことに感謝です。サバイバーたちは苦しみながらも少しずつ世界を、他人を、自分を学び、今日も生きている。それは、すごいことだと思うから。

2021/04/02

gen

マンガで11名のケースを紹介。プロローグの言葉がすべて。<「どんな親でも子どもを愛してるんだから」「育ててくれた親に感謝しなよ」とか「親を捨てるなんて不幸者」とかとか。そんなバカなこと、言わない世の中にしたい>。その通り。このような“正論”で、傷ついた心に塩を塗り付けてくる“善人面”した御仁が、まだまだいてね。<親から逃げるって選択ができる世の中に。逃げてから、さらに傷つけられたりしないように>。そうです。“逃げる選択”を奪われたり、先にあげたようなバカなセリフを言って傷つけてくる者達がいない世の中に!⇒

2020/02/28

スノーマン

休みといえばパチンコに連れて行かれた私たち姉妹。挙げ句の果てにお金に困り学校へのお金すら『またね』で済まされる。だから小学生高学年時に母親が出て行ったときは正直ホッとした。自分のうちが普通かどうか、生まれた時からその状態の子供には判断できない。どうやって生きていくかを考え抜いた末の、この本に出てくる皆さんの人生。それぞれ壮絶。みんな本当に頑張ったと思う!

2019/07/09

感想・レビューをもっと見る