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直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論

直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論

直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論

作家
野中 郁次郎
山口一郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-03-28
ISBN
9784046024909
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ジャンル

直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論 / 感想・レビュー

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ma-san

現象学の説明がとにかく難しい。一部は現象学の説明に終始。二部冒頭もSECIモデルの説明。合間の野中山口の対談部分を読んで概要を掴むのがよい。身体的な感覚が伴わない知識はあまり意味がなくて、ましてや組織として共有するためには必須。これを悪く取られると飲み会への強制参加みたいな形で表出するが、プライベートの時間は仕事と切り分けたい、というような考えが認められる現代ではわかっちゃいるけど、という感じだな。もちろんこの二つは切り分けて考えられるのだけど、これまで日本人の宗教アレルギーに引っ掛かってきた気がする。

2020/05/31

takam

現象論は難しい。野中先生の言っていることは前提知識があるからわかる。ここに書かれている話はアメリカのリーンスタートアップやデザイン思考といったものに受け継がれたような気がする。実際に手を動かし暗黙知を共有し、それを形式化することで組織が成長する。デザイン思考のような試して壊し試して壊しの繰り返しと似た学び方の気がする。野中先生の理論はスクラムに流れているし、そういったベースが現象学なんだろう。現象学はもっと分かりやすいところから勉強すべきだった。

2020/01/05

ireadertj

うわっ、めちゃめちゃいい意味で難しかった。 第1部とかは、ほぼほぼ哲学的な。 第2部から1部の現象学をもとにSECIモデルの深堀りな感じ 科学的合理性の時代から、合理性と道理性が共存する時代に。これが最適なアプローチなのか、どうなのかは正直なんとも現状は言えないなと思った。科学的合理性を進めている身としてもw

2020/01/29

くとほん

私には難解であり、理解できたとは言わない。一旦、読了とするが再読が必要である。前段は現象学における感覚と共感、自我に関する解説である。後段が集団による共感と直感による経営戦略に関する解説である。人間的能力と機械的能力をいかに結びつけ、より良く力を発揮するかという点で書かれているように思う。哲学の面からも、経営学の面からも非常に難解で抽象度の高い内容を展開している意欲的な作だと感じる。

2019/10/17

ハパナ

前半の定義と解説の哲学パートが少し根気が入りますが、後半にその下積み分が生きてきます。要再読。(前半:山口一郎氏/後半:野中郁次郎氏)

2019/10/04

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