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ゆるっと歩いて草や花を観察しよう! すごすぎる身近な植物の図鑑

ゆるっと歩いて草や花を観察しよう! すごすぎる身近な植物の図鑑

ゆるっと歩いて草や花を観察しよう! すごすぎる身近な植物の図鑑

作家
鈴木純
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-09-24
ISBN
9784046057099
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「ゆるっと歩いて草や花を観察しよう! すごすぎる身近な植物の図鑑」のおすすめレビュー

サツマイモはただの“太った根っこ”!? 明日誰かに教えたくなる身近な植物の仰天トリビア

『ゆるっと歩いて草や花を観察しよう! すごすぎる身近な植物の図鑑』(鈴木純/KADOKAWA)

 11月になり、秋のサツマイモシーズンも半ばを過ぎた。濃厚な芋スイーツを堪能されているみなさんに問いたい。そのサツマイモは実ではなく、根っこの途中がふくらんでできているものだということをご存じだろうか?

 芋掘りに行ったことがある方はおわかりになるかもしれないが、何株かサツマイモを掘ってみると、根っこの一部が太くなっている。じつは、根っこには栄養をためる役割があり、サツマイモの正体も、栄養がたまった“太った根っこ”だったのだ。

 こういった根っこは貯蔵根(ちょぞうこん)と呼ばれている。身近なところでいうと、ゴボウやニンジンも貯蔵根。よく似たジャガイモも貯蔵根……と思いきや、これは地下茎という部分が膨らんだもの。同じ芋でもその成り立ちはいろいろなのである。

 こういった植物のおもしろ知識を教えてくれたのは『ゆるっと歩いて草や花を観察しよう! すごすぎる身近な植物の図鑑』(KADOKAWA)だった。身近な植物の観察の仕方やおもしろがり方が綴られており、「えっそう…

2022/11/11

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ゆるっと歩いて草や花を観察しよう! すごすぎる身近な植物の図鑑 / 感想・レビュー

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どぶねずみ

少し読んで小学生の自由研究の参考になりそうだと思ったから姪っ子にプレゼントした。彼女が本書に興味を持つかどうかは難しいけど、私が面白かったと思うことは山ほどあった。植物の作りは人間の体のように全く単純なところがなくて、細かい意味や動きまで知ると面白い。面白くてちょい感動したのは、巻き髭に指を触れてジッとしていると、10分ほどでクルクル巻かれていくことや、西洋タンポポの根は地上部分の2倍以上の根が張られていること、地下に袋状の根を持つ植物はそこから窒素を取り入れていることなど。これ、続編出ないかな。

2023/04/24

ひめぴょん

著者の植物愛を感じる本。植物観察の面白さが伝わってきます。植物はまわりの生き物とどのようにかかわっているかまで観察するとより楽しい というその観察の道標みたいな本です。こういう方と野山を散歩すると楽しいだろうなあと思いました。植物観察会はときおり近くでも開催されますので、今度参加してみようという気になりました。最初はドングリの花の話。ドングリの木を家に植えていますが、雄花は目立つので気が付きましたが、雌花は別にあったのか と気づかされました。また、西洋タンポポは小さな花の集合体なのでたくさ種ができる。そう

2022/11/12

むさみか

近にあるけど 全然気が付いてなかった 植物の話 なかなか奥深いものがありました 親切なのは その植物の探し方も載ってる所 葉や実の特徴や 見つけやすい季節に 目星を付けるなど 観察のコツものってます もやしに日を当てて育てると 日陰のものより 葉の向きが変わるなど すごく 細かい観察してるなと 感心しました

2022/12/19

しままQ

「ダーウィンが来た」で著者を知り、読んだらめちゃくちゃ面白い。「ざんねんな生き物」とか漫画「天デ部」とか好きな人は絶対読んでみて!植物すごいわ。 ドングリの花やヒガンバナの葉っぱなんて見たことある?ソメイヨシノの花外蜜腺って何?サンゴジュのダニのアパート…(絶句)どれも身近な植物なのに、こんな奇妙キテレツなこと、ちっとも知らなかった! タイトルに「図鑑」と付くだけあって、この本を持って外に出たくなるよね。しかーも、遠くに行く必要なく、自宅の半径100mくらいでこの本に出てくる植物の7割は見つけられそう。

2023/11/05

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