KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

時をかける少女 (角川つばさ文庫)

時をかける少女 (角川つばさ文庫)

時をかける少女 (角川つばさ文庫)

作家
筒井康隆
いとうのいぢ
出版社
KADOKAWA
発売日
2009-02-19
ISBN
9784046310071
amazonで購入する Kindle版を購入する

時をかける少女 (角川つばさ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

扉のこちら側

2016年516冊め。表題作は角川文庫で読了しているが、カドフェス2016ではこちらのつばさ文庫版が対象。表題作以外の収録作品は被っていないので一読の価値あり。表題作は登場人物の口調に時代を感じるが、懐かしさがある。『時の女神』は美しい美人の描写に怖さを感じる。ある日弟が牛になってしまう『姉弟』はカフカか!と突っ込み。『きつね』は少年二人の心理と、夜道のイラストが秀逸。

2016/07/03

りゅう☆

つばさ文庫で再読。やっぱり読みやすくなってますね。名前は相変わらず昔な感じはするけど、挿絵が今風なので古臭さはそんなになかった。子どもの頃に会った美しい彼女、やがて再会、そして訪れる別れ。けれども…不思議なループでも幸せを感じた『時の女神』、牛になってしまった弟だけど『姉弟』の絆の強さを感じたり、本当の『きつね』はどちらなの?少しホラーテイスト風など、他に3つのショートショートあり。

2016/09/30

ひめありす@灯れ松明の火

ラベンダーの、香り。懐かしい何かを思い出させる。それは、記憶、郷愁じゃない。本当に忘れてしまっているものがあるから。思い出そうとすればラワンデル色の霧の中、溶けてしまう儚い想い。私たちだけが知っている、その恋の顛末。全てから忘れられた、そしてなくされた記憶。一瞬だったけれど、心に強く焼き付いた。貴方にもある古い記憶。近くて遠い異性。男子女子と呼び合っていたあの頃。予感のような懐かしさ。いつかきっとであって、恋をする。ラベンダーは薫衣草とも書く。纏う衣服から香り立つように、今も私を包んでいるノスタルジア。

2012/12/06

あむぴの

●●カドフェス2016発見!角川文庫●●45冊目。2016年のドラマは、1話を見逃してしまい見ていないのだが、実写化にぴったりの作品だと思う。2009年3月。

2016/08/15

yukalalami

なんておませなんだろう。など昔の言い回しが新鮮に思えた。SFだけど純愛。名作だった。ドラマや映画にしたくなるのがよく分かる。

2015/11/09

感想・レビューをもっと見る