KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書)

大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書)

大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書)

作家
羽生善治
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-02-11
ISBN
9784047102767
amazonで購入する Kindle版を購入する

大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

mitei

前回の決断力から五年たったころに出版されたが、今回は将棋の話が多かったように感じた。また著者の読書量とか教養の深さに驚いた。

2011/11/13

マエダ

大局観は多くの経験から培われるもので、自分以外の人間のケースをたくさんみることでも磨かれていく。

2016/06/21

うりぼう

2日前に起こった東北関東大震災。震災報道一色となったマスコミ、休日の明ける14日以後も続くのか。阪神大震災を超え、津波の脅威と原発の恐怖と地震国である島国を改めて意識する。全体を見通す大局観がまさに求められているだろう。その極意は、奇をてらったものでなく、日々の積み重ねにあり、集中した訓練の時期が必要で、さらにそれを熟成させる長期の継続的な反復の中に全体像が浮かび上がる。西岡棟梁に通じる想いを感じる。極めた者は、時代の変化を受け止めさらに高みを目指す。精度が上がるほど、余裕がなくなり、ノスタルジーを想う。

2011/03/13

hatayan

当世最強の棋士が勝負の世界で考えてきたことを披露。基本的なことを地道に確実に一歩ずつ続けられることこそ才能。自分の行動や選択をその都度冷静に検証し、新しい戦法に順応すべく敗因を分析。ときには柔軟に考え方を修正する経験を積み重ねると「大局観」が育まれ、直感で先を判断できるようになる。自分で体得した知識は忘れにくい。検索は有効なツールだが自分で責任を持って選択する姿勢が大切。時代の先を読む目とは水面下で起きている事象を注視すること。 一つ一つの小さな積み重ねの中に大きな真理があるという言葉が重く響く一冊です。

2020/03/21

Y2K☮

羽生さんの本は具体的な悩みに対する明快な「答え」をくれるものではない。我々が考えるべき「問い」の正体をクリアにし、解決するための方向性を示してくれるのみ。でも自己啓発って本来そういうものだと思う。道を選ぶのも前に進むのも自分なのだから。未到達の領域へ挑むリスクは推奨するがツキ頼みの博打は打たない、繰り返しの大切さ、必要な情報は日々変わる、今できることからやっていく云々…難しいことは何も無い。当たり前を当たり前の様に何十年も続けられる。どんなジャンルでもそれが一番大変で最も素晴らしい才能。継続していきます。

2017/07/07

感想・レビューをもっと見る