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レオン・ラ・カム

レオン・ラ・カム

レオン・ラ・カム

作家
シルヴァン・ショメ
ニコラ・ド・クレシー
原正人
出版社
エンターブレイン
発売日
2012-09-18
ISBN
9784047280861
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レオン・ラ・カム / 感想・レビュー

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キジネコ

30年の放浪の果てに帰還した祖父は、フランスの化粧品会社の伝説の創業者だった。(この100歳の老人は、読者に「百年の孤独」のアルカデイオを思い出させます)父は、祖父から引き継いだ企業の維持と洗練を目指し斜陽落日の窮状を招き寄せる虚飾の凡庸。息子は、精神の奇形を疑われる愚鈍、だがしかし祖父の血、冒険者の資質、革新家の静かな情熱は直に祖父から、この孫へと受け継がれていた。なぜか二人がダリとフェルメールに見えて仕方がない。それはニコラ・ド・クレシーの描く光と影のせいばかりではないような気がするのです。面白い。

2019/05/01

anatra

100歳の元気なおじいちゃんレオンは大手化粧品メーカーの 創業者にして大麻好き。経営が傾きかけているフランスの大手化粧品メーカーの創業者家族三代が主軸。 孫には幸せになってもらいたい。時には薬の力も役に立つ時があるのかもしれない。 3部構成の1巻目ということで残りが楽しみ、いつか翻訳されるのだろうか。

2019/07/15

龍國竣/リュウゴク

【画】ニコラ・ド・クレシー。これまでの著者の作品に比べると、大人しめ。それは原作が付いていることもあるだろう。家庭内でのいじめ、共産主義への批判など、ファンタジーを下地にした社会派の作品に仕上がっている。人物による語りが挿入される構成が物語の厚みを増す。

2012/10/16

toriarii

BD(フランス版漫画)2冊目、日本の漫画と違う展開なので、 読むのに結構労力を使った。 正直どう紹介していいのかわからない。作内の爺ちゃんは確かに魅力的。 でも話の筋を追っただけでは多分つまらんのだと思う。それぞれの心理描写や 行動を丹念に見ないといけないのかもしれない。 面白い、お薦めとは言えないけど、なんとなく印象に残る作品。 3000円は個人的に高いと思う。再読して2巻の邦訳を待つ。

2012/09/23

monado

やたらキャラクターが立っていて、ジャン・ピエール=ジュネの映画のようであった。続きが気になる。

2014/08/03

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