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未完。 仲代達矢

未完。 仲代達矢

未完。 仲代達矢

作家
仲代達矢
出版社
KADOKAWA/角川マガジンズ
発売日
2014-03-20
ISBN
9784047318908
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未完。 仲代達矢 / 感想・レビュー

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りえこ

図書館で借りて読みました。昔の話や、様々な監督や撮影の話が面白かったです。タイトルが好きです。

2014/11/17

たくのみ

求道者のような芝居への情熱に、読む側も熱くなる。 真赤にもえる秋を生きる、『赤秋』 そして最後に『追幻』の境地を生きる、今…。 凄まじい前半の戦争体験、 とくに俳優としての開花まで部分に驚いた。 世界のクロサワに鍛えられ、抜擢されたこと。 『人間の条件』での極限までの役作り 「仲代達也の作り方」ともいえる本だが、 あくまでも作品は「未完」なのだ。

2014/04/19

さとむ

邦画の俳優ベスト3を選ぶとしたら、高倉健、渥美清に次いで仲代達矢を挙げたい。『人間の條件』の壮絶なラストシーンは圧巻だった。本書ではそのシーンも含め、当時のエピソードがいっぱい。戦中派としての平和への願いも傾聴に値する。仲代さんのファンに限らず、多くの人におすすめしたくなる一冊だ。

2014/05/29

寿里子

お酒に強く、若い頃は錦之介や三船と喧嘩をし…。いやいや面白かった。やはり仲代なくして日本映画界は語れない。

2016/06/16

sumjin

仲代達矢1932年12月13日生 82歳にして未だ舞台の出を待つ心境。 もはやすべてを達観しておられるのでは、と思っていたが未だに悩み多く、すべきこと多し、「太陽の光の届かない真っ暗な洞穴の中で、蝋燭一本の灯りだけを頼りに何かを捜し続けている自分の姿をイメージしてしまう」(あとがき)と述べられる。 「戦争は二度とやっちゃいけない。それが戦中派の伝言だ」と訴え、一度は断った、名張毒ぶどう酒事件死刑囚の役も、自ら裁判や弁護士の資料に目を通し、”これは冤罪だ”と確信して引き受けられた気概。感動させられた。 ま

2015/01/14

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