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S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス)

S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス)

S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス)

作家
内藤泰弘
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-02-15
ISBN
9784047349933
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S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

フィールドワークの一環でとある孤島を訪れた学者パトスは、奇妙な生き物に囲まれて暮らす人の姿をした少女と出逢う。1989年に同人誌として初めて描いた漫画作品から、1997年に描かれた商業作品まで、作者の現在まで単行本未収録だったインディーズ扱いの作品を集めた短編集。流石に30年近く前の作品なので絵柄は相当に若いけど、それぞれアニメ化された「トライガン」「血界戦線」と続けてヒットを飛ばす現在の片鱗が伺える内容。こういう、言わば復刻版短編集で表紙が描き下ろしじゃないのはなかなかに珍しいかも(以下コメ欄に余談)。

2018/02/16

金目

泣きたくなる様なロマンティック。リアルで容赦が無いのに少しだけ優しい。つまりはいつもの内藤泰弘。まさか29年前の同人誌まで収録した短編集が出版されるとは驚き。ヴァッシュの亜種みたいなのがいっぱいいますな。アルツハイメル症候群とかいう言い方や、親に拒まれたら彼女と連絡手段がなくなる辺りに時代を感じる。サンディと迷いの森の仲間たちは、血界戦線でやってるのと似たテーマが見られますな。作家に成長が無いというより、差別する人に進化がないなぁとか思ってしまう

2018/03/07

Gasse

我らボンクラの星、内藤泰弘御大の初期作品集。いまや「ジャパニーズ・アメリカンコミックス」の代表格である彼だが、初期作品は存外ロマンティックなジュヴナイルが多い印象。この人の根っこはこういう所にあるんだな、と。「Call xxxx」が良かったです。

2018/02/17

ame

「トライガン」を読んでいた頃から存在自体は知っていたものの、当時入手手段がわからずそのまま時間が経ってしまい。。十何年越しでお目にかかれる事となりたまらず購入。 装丁が超超超おしゃれなのも嬉しい。 内藤先生作品、読後の余韻が好きです。迷いの森のお話が特によかった。黒猫様、この時すでに居たんですねえ。

2018/02/26

mono

同人誌等の初期作品をこうしてまとめて出版してくれてほんとーーーーにありがたい。この人の作品にはいつもうたがあるんだなぁ。どれもよかったけど最後ので泣いてしまった。すれ違ってしまった人の想いが、時を経て人と人をむすび希望をつないでゆく。そういうふうに人間を信じているんだろうか。内藤先生の見せてくれる物語が好きだ。/どうでもいいが、ないとーせんせーが畳にちゃぶ台なんていうものを描いているのを見たのが初めて?だったのですごくびっくりしてしまった。

2018/02/22

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