猫恋人 (ビームコミックス)
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「猫恋人 (ビームコミックス)」のおすすめレビュー
BOOK OF THE YEAR2020投票スタート!『キングダム』『凪のお暇』…実写化作品が次々にランクインした去年を振り返る!
読者投票によって「今年、いちばんよかった本」を決める雑誌『ダ・ヴィンチ』のブック・ランキング企画「BOOK OF THE YEAR」。今年の投票が9月4日(金)よりスタートした。『鬼滅の刃』が大ヒットを記録した今年、どんなコミック作品がランクインするのだろうか。
その前に、メディアミックス展開によって話題を集めた作品が続々とランクインした2019年のランキングを振り返ってみよう。
『キングダム』(原泰久/集英社)
1位に輝いた『キングダム』は言わずもがな。「映像化は不可能」とまで言われていた歴史超大作が、人気俳優・山﨑賢人主演で実写映画化され、2019年4月に公開。上半期に公開された邦画のなかでは2位の興行収入を記録する大ヒットとなった。『キングダム』は2018年のブック・オブ・ザ・イヤーでも7位にランクインしていたが、そこからググッと順位を伸ばしたのは、映像から入ってきたファンを大勢獲得したからだろう。
『きのう何食べた?』(よしながふみ/講談社)
『凪のお暇』(コナリミサト/秋田書店)
『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(赤坂アカ…
2020/9/4
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猫恋人 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
だい
タイトルが秀逸。『猫』のいるところに『人』が居て、『人』のいるところには『恋』がある。猫の描写も、多くの猫漫画のような愛らしさだけを抽出したデフォルメはあまりされておらず、人と暮らす猫(またはそうでない猫も)の、獣としての美しさが感じられるところがとても好きです。
2018/10/19
春木
猫と人と恋のお話、かな?イシデさんの描く猫は、可愛いだけじゃなく、適度な憎たらしさや不細工さがあって、それがまた可愛いのだ…
2018/10/12
うさやま
ビームの連載で読んでた時は毎回、シリーズ最終回のような全力の話が掲載されて、それを受け止めるように読んでいたんだけど、こうやって単行本で読むととても多彩なことに気付く。猫を飼うってことは猫と同じ人生を生きていくことで、そのことは人間のそれと何ら変わらない。「私という猫」がイマジネーションによって描かれたものだとしたら、この本は作者にとって初めての、猫と共に生きていくことに関するストレートな物語が集められた1冊だと思う。色々言わなくても、猫と暮らしたことがある人間なら、思いが流れ込むようにわかるはずだと。
2018/10/18
寝子
「猫」と「恋」と「人」の物語。オムニバスでころころ設定や登場人物が変わる+絵柄の変化も凄い。ので、好きな人は好きだろうな〜!という感じ。3話が好き…!!
2019/01/06
にゃだ
以前この作家さんの野良猫の過酷な生き様を描いた作品が印象的で本屋さんで見かけて手に取りました。恋する者達に時に寄り添い、通り過ぎ、死に、その度に翻弄される。作中の台詞に「不公平です それが猫」まさにそれ。
2018/12/22
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