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高丘親王航海記 III (ビームコミックス)

高丘親王航海記 III (ビームコミックス)

高丘親王航海記 III (ビームコミックス)

作家
近藤ようこ
澁澤龍彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-04-12
ISBN
9784047366077
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高丘親王航海記 III (ビームコミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

夢により導かれる、救われる。『高丘親王航海記』にはそのような場面が何度も描かれ、それがこの小説の特徴にもなっている。夢は現実の裏返し、対になっており、そういう意味で「鏡湖」は象徴的なエピソードだ。鏡に映る自分は、当然自分そっくりである。ここで思い出されるのは、似ている人物がこの小説には何人も登場することだ。空海和上と石窟の蜜人、春丸と秋丸、人間に似た儒艮といったように。似ている顔をビジュアルとして描くことのできる漫画は、とても有利と言える。しかし、似ているが本人そのものではないことは重要だ。(つづく)

2021/05/03

てんてん(^^)/

高岡親王の旅は、不思議の国を巡るおとぎ話のようで楽しい。そんな中にも漠然とした死への不安が流れていて、作者自身の心象と重なるようでもの寂しさを感じる。春丸との出会いと同時に姿を消した秋丸。秋丸への親王の想いはなんと言っていいのか、親の情のようでもあり、薬子への想いを映す鏡のようでもある。私ももう一度秋丸に会いたい。ただただ切なく、物語の余韻に浸っている。次巻はもう最終巻とは寂しい限り。

2021/04/25

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