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むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯 (ファミ通文庫)

むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯 (ファミ通文庫)

むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯 (ファミ通文庫)

作家
野村美月
竹岡美穂
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-07-30
ISBN
9784047367043
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むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯 (ファミ通文庫) / 感想・レビュー

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よっち

中学二年生の夏に出会った、はな色の本を忘れられずにいた榎木むすぶ。そして中学三年生の夏、むすぶは再び北陸の地を訪れる第三弾。悠人先輩の妹・蛍やハナを交えたやりとりや、女の子にモテモテな若迫くんの恋愛相談、悠人先輩の初恋、そしてむすぶと夜長姫との再会、悠人先輩の遠縁の親戚で、次々との男をたぶらかすお嬢様・鏡見子。流人や千愛といった文学少女ファンには懐かしいキャラたちのその後も盛り上がりましたけど、何より夜長姫と思いを交わすようになるまでのきっかけのエピソードもなかなか鮮烈で、改めてここからの続巻に期待です。

2021/07/28

harupon

むすぶと夜長姫の出会いを知りたいのに、この本が図書館蔵書になくて、発注依頼して購入してもらった本です。ピカピカの一番目予約人(#^^#)、有難く読み終えました。夜長姫との出会いはむすぶ君が中2の時だった。1年後再び会いに行き、元ネタの坂口安吾氏の「夜長姫と耳男」同様に恐ろしい場面に遭遇、ヒヤリ(;´Д`)。むすぶも悠人も危なかったよ~。

2022/03/28

サケ太

やはりめちゃ好きなシリーズ。夜長姫との過去編がめちゃ重くて最高。二人の今に続くきずなの強さが感じられてとても良い。

2021/08/06

かっぱ

むすぶと夜長姫の出会いと恋に落ちるまでを描いたシリーズ3弾。二人が今の関係性に落ち着くまでにあったドラマは決して単調なものではなくて、哀しくもありながら切なくもある複雑なドラマがあった。これに触れることでまた一段と夜長姫の重たい想いについても愛おしくなる。また、リルケの短編で描かれた悠人先輩のバックボーンを掘り下げたお話がとても好きだ。悠人先輩の生き様には行間を読み取って事実以上のものを勝手に味わってしまうし、その形にはある種の共感まで覚えてしまって良い読み心地だった

2021/09/23

た〜

本じゃない話。二人というか1人と1冊の馴れ初め、と言うにはあまりに重たくてドロドロ。

2021/08/07

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