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ポッケの旅支度

ポッケの旅支度

ポッケの旅支度

作家
イシデ電
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-09-12
ISBN
9784047372337
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「ポッケの旅支度」のおすすめレビュー

猫と暮らす全ての人に捧げる号泣本! 最愛の猫ポッケが病気に…残された時間の中で見つけた飼い主にできる”見送りのための旅支度”

『ポッケの旅支度』(イシデ電/KADOKAWA)

 愛猫との生活が長くなると、傍にいてくれることが当たり前であるかのように錯覚してしまう。我が家には3匹の猫がいるのだが、各々が自由気ままにゴロゴロしている光景が当たり前のものになっていて、誰かひとりでも欠けた日常は想像できない。

 命に限りがあることなど分かっているのに、愛猫と一緒に過ごす時間は永遠に続くように思え、「猫が死ぬ」という事実を自分ごととして考えることができなかった。

 だが、『ポッケの旅支度』(イシデ電/KADOKAWA)を読み、考えが変わった。死を恐れて別れから目を背けるのではなく、死が訪れることを受け止めた上で、うちの子を愛し抜こうと思えたのだ。

 本作はTwitterで多くの共感を呼び、単行本化された実録系猫コミックエッセイ。病気が判明し、残された時間がわずかとなった愛猫ポッケくんとの日々が描かれている。

最愛の猫ポッケが腎臓病に…限りある時間をどう過ごすか?  野良猫にご飯をあげる住人が隣のアパートにいたことから、作者宅では窓を開けていると、時々、猫が侵入。愛猫のポッケくんとピップち…

2022/12/7

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葬式ごっこみたいでむずがゆい。だけどポッケとのお別れを後悔しないために…「ポッくんに、献杯」/ポッケの旅支度

 家族に迎えたときから分かっていたこと…愛猫との幸せな生活にも、どうしてもその日はやって来る。大切な猫の旅立ちに、どう寄り添うことができるだろう――。

 野良猫だったポッケとピップがやってきて15年、ポッケに病が見つかった。もうすぐポッケの命の灯が消える…。過去の後悔を胸に、最期のときまで一緒に過ごすと決めた飼い猫・ポッケとの日々。Twitterで圧倒的な共感を呼んだ話題作『ポッケの旅支度』をお届けします。

 とうとうポッケとのお別れのとき。火葬が終わるまで、個室ではなく待合スペースで待つことに。

※本作品はイシデ電著のコミックエッセイ『ポッケの旅支度』から一部抜粋・編集しました ※飼い猫を看取る作品になります。ご了承の上お読みください。

2022/10/1

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前に飼っていた猫の軽トラ火葬で味わった記憶が蘇る。だからポッケの弔いは失敗したくない!/ポッケの旅支度

 家族に迎えたときから分かっていたこと…愛猫との幸せな生活にも、どうしてもその日はやって来る。大切な猫の旅立ちに、どう寄り添うことができるだろう――。

 野良猫だったポッケとピップがやってきて15年、ポッケに病が見つかった。もうすぐポッケの命の灯が消える…。過去の後悔を胸に、最期のときまで一緒に過ごすと決めた飼い猫・ポッケとの日々。Twitterで圧倒的な共感を呼んだ話題作『ポッケの旅支度』をお届けします。

 前に飼っていた猫・こぜが亡くなったときは、個別葬でちゃんと骨を返してくれるところを選んだのだけれど…。

※本作品はイシデ電著のコミックエッセイ『ポッケの旅支度』から一部抜粋・編集しました ※飼い猫を看取る作品になります。ご了承の上お読みください。

2022/9/30

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ポッケの旅支度 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

宇宙猫

★★★★ 老猫を見送る話。涙なしでは読めない。最後を どうしてあげるのかに正解かないから悩むよね。

2023/05/21

赤青の朝

腫れぼった目の妻から渡された本。我が家にはオス猫が一匹。猫派の自分ですが、有難いことにまだ猫との別れを経験していません。猫は死ぬ。分かってるようで分かってないんだと痛感。それでも彼との時間を大切にしたいと思いました。

2022/10/14

ochatomo

家族の選書 コミックで捧げる愛猫の看取りあれこれ 2022刊

2022/12/06

ユラニト

元気な頃の漫画も読んでいたのでポッケくんが亡くなったのはとてもショックでした。イシデ先生がポッケくんとのお別れに向かう覚悟、悲しみがかなり濃く描かれているので読んでいる方もかなり堪える。でも生き物と暮らす上で避けられないことだから知っておきたかった。私も愛猫とお別れする時はどうするかよく考えておきます。悲しいエピソードが多いけど猫の描写やご友人との会話が面白くて笑っちゃいます。イシデ先生の猫ちゃんたちの形容の仕方が好きなんだよなぁ。

2022/09/16

鷹偉 誠也

普段目を背けていても、誰にでもいつかは来る「その時」。後悔しないことなんて、多分、ない。寂しさを埋めるものも手段も、多分、ない。それでも精一杯のことをしたくて、日々生きていくんだと思う。そういうどうしようもないものを背負わされて、もしくは自分から抱えたくて、生きているんだと思う。だって、確かに存在するから。存在したから。それでも世界は回るだろうけど。誰かにとっては違う世界が今日も始まる。

2022/11/06

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