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恋する殺人オーディション (メディアワークス文庫)

恋する殺人オーディション (メディアワークス文庫)

恋する殺人オーディション (メディアワークス文庫)

作家
御影瑛路
出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2016-03-25
ISBN
9784048655880
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恋する殺人オーディション (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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まりも

6人のアイドル候補生を拉致監禁し、その様子を放送した後に人気投票し、最下位になったものには死を与える物語。スタートダッシュは良かったけど、オチが弱かったかなぁ。悪意と疑心暗鬼が取り巻く状況下で、投票によって誰が死ぬのか分からないという展開は緊迫感もあってページを捲る手を止める事が出来なかったです。ただ肝心の共犯者明かし、投票シーンの扱いがぞんざいというか、展開を急いだせいで結末がショボく見えたのが残念ですね。途中までは夢中になって読んだけど、後半で一気に冷めてしまいました。次巻買うかは微妙。

2016/03/27

うまる

アイドルユニット5人を決めるためのデスゲーム。6人中5人が合格で落選者1人は死亡。デスゲームといっても参加者同士が争う訳ではなく、ネット配信を見ている人達の投票で決まるというのが変わってて面白かったです。見られている為、性格の悪い所を見せる訳にはいかないというジレンマが見所でした。参加者側の視点が主人公だけで、その主人公がどう考えても安全圏な感じなので、ドキドキ感は少なかったです。死ぬわけではないけど、見知った仲、一緒に活動するメンバー内で順位を付けられる現実のアイドルの方が悲惨だなと思いました。

2020/03/18

烟々羅

閉じ込められた六人。殺人予告者は宣言する「あなた方のなかにわたしの共犯者がいます」 店頭で開いたのがまさにこの科白のページで思わず購入。最後までわくわくしながら読んで、最後で「は?」となる。フィギュアスケートの選手が想定より余分に半回転し、振付のバランスを崩したような違和感。共犯者あての終わったあとの意外な展開は蛇足ではないか?それともわたしが騙された負け惜しみか? と半時間考えた。 やはり、続編を作りたいという大人の事情で、元の結末から軌道を捻じ曲げたと思える。嘘発見機の矛盾には目をつぶるとしても、 →

2016/03/26

ナカショー

初著者作品。読んでて後味は悪かったけど、それでも良かった!次世代アイドルオーディションに最終選考に残ったそれぞれ尖った才能を持つ6人の少女達が拉致監禁されその様子が生放送される。更に投票によって最下位になった少女には死が待っているというアイドルオーディション×サバイバルゲームもの。誰を蹴落とすかと皆が疑心暗鬼になってる中1人最後まで希望を捨てなかった明日菜はマジ天使。次回作もしくは次巻も楽しみです。

2016/11/04

アキナ

6人の少女が密室に閉じ込められ、5人制アイドルユニットのオーディションのための人気投票を行う。最下位になった場合は殺される。アイドルも選挙する現在、終着点はここかなと思うシステムでした。「千年に一度のアイドル」なヒロイン明日菜の行動が冷静でカッコ良かったですが、閉じ込められた後のそれぞれ子の心情の変化をもっともっと読みたかったです。明日菜が勝ったわけでもない、ハッピーエンドでもない、黒幕と直接対決したわけでもない、なんだかモヤモヤが残るラストでした。

2016/07/31

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