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トリックスターズD (メディアワークス文庫)

トリックスターズD (メディアワークス文庫)

トリックスターズD (メディアワークス文庫)

作家
久住四季
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-02-25
ISBN
9784048656696
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トリックスターズD (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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みっちゃん

1作目も2作目も驚かされたけど、今回が一番吃驚させられた。作者の仕掛けに振り回され、揺さぶられ、読んでいる自分の「記憶」にさえ自信がなくなり、不安になる始末。そしてラストのどっか~ん!に「ああ、やっぱり魔術か!」と唸らされた。作者のまえがきを読み返して、うんうん!と深く頷く。またまた騙されたが、とても気分がいい。

2016/04/20

hnzwd

シリーズ第三弾。大学の文化祭当日、推理研の学生達がなぜか校舎に閉じ込められ、、という魔術による冬山の山荘パターン。トリックはともかく、作中作とか、メタ小説な感じとかがとても好みでした。『匣の中の失落』とか、辻真先さんの某シリーズとか、、、褒め過ぎでしょうか。前2作を読んでるとより楽しめる、というのはただの宣伝文句ではないので、気になる方は最初からの方が。

2016/04/07

まりも

西洋文化史の異端の系譜「魔学」を教える魔術師の教授と、その生徒が摩訶不思議な謎解きを見せる物語の3冊目。いやはや、これは完成度の高いメタミステリーですね。前2作をこんな方法で物語の中で活かすとか流石だわ。一人、また一人と減っていく状況から来る緊迫感、読んでいる最中にどんどんと増えていく違和感、そしてそれらを一気に解消させる終盤の展開と真相には驚かされたし、同時にスカッとした気持ちになりました。どれだけ予想しても、その予想を超えた展開になるからこの作品好き。周くん狙われとるし、次巻も楽しみです。

2016/03/01

ダージリン

作中作にばかり警戒していたけれど、そういうオチですか~騙されました。しかも最後にまた頭をひねる破目になりましたよ(笑)。そして次はリアルタイムで先生に活躍してほしいな~♪

2016/03/13

tario

一番ミステリっぽい!あとがきの綾辻さんの館シリーズをリスペクトしたってあるけどこの吸収力はすごいです。次回作楽しみだなぁ

2016/04/03

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