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下京区花屋梅小路上ル 京極荘と百匹のうた猫 (2) (メディアワークス文庫)

下京区花屋梅小路上ル 京極荘と百匹のうた猫 (2) (メディアワークス文庫)

下京区花屋梅小路上ル 京極荘と百匹のうた猫 (2) (メディアワークス文庫)

作家
由似文
出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2016-02-25
ISBN
9784048658171
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下京区花屋梅小路上ル 京極荘と百匹のうた猫 (2) (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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ゆかーん

今回は、百人一首を世に広めた藤原定家の和歌が出てきました。『こぬ人を松帆の浦の夕なぎに、焼くや藻塩の身も焦がれつつ』と読んだ彼の想いは、どの歌人よりも強いものだったことでしょう…。武子内新王への恋心を募らせながらも、身分の違いのため夢叶わず独身の道を歩き続けた定家…。若くして亡くなったシンガーソングライターとの叶わぬ恋が、昔と今と繋がり一つの恋歌を響かせています。定家の悲しみが、永遠に語り継がれることを願いながら読み終えました。残り92匹、残りの歌猫を集めるには、相当な時間と労力がかかりそうです…。

2016/08/30

佐島楓

百人一首をめぐる謎解きのスタイルも定着し、わかりやすくなりました。なかなか素直になれない主人公の二人。でも、少しずつ距離は縮まっているようです。

2016/06/01

まるぼろ

さて今巻に収録されているお話は3つ。ある絵の上手な女の子と幼馴染の男の子のお話、稲荷大社に現れるある泥棒犬のお話、そしてフォーク喫茶のある老マスターのお話です。今巻も良かったです。今巻もどのエピソードも優しい話で良かったですが、個人的には最後のマスターの話が寂しさを覚えながらも救われたお話に感じて良かったです。穂香と昂季の二人もお互いに悪態を付きながらも徐々に距離が接近していってる様に感じて良かったかな、と。まだまだ全部のうた猫を捕まえるまで先は長そうですが、次巻も期待です。

2017/02/08

あゆみ

★★★★☆ 各章ごとの扉絵のうた猫がかわいい!小学生のころ百人一首を暗記し高校生のころ古典の授業でいくつかの和歌の背景や訳を勉強したのを思い出す。うた猫100匹全部回収するまで続いてほしい!

2016/03/10

ううち

昂季さんの相変わらずなツンデレっぷりがたまらない。それぞれの歌を解釈して謎解きしていくのはとても興味深く面白いです。犬のサクラのお話はうるっときました。百匹見つけるまでやるよね…??絹子さんの稲荷寿司が美味しそうでした。

2016/07/28

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