KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫 く 6-10)

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫 く 6-10)

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫 く 6-10)

作家
久住四季
カツキ
出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2009-08-10
ISBN
9784048679466
amazonで購入する

鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫 く 6-10) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

雪紫

再読。魔術師の疑いのある数学者の館で、当主らしき首なし死体が発見。嘘を見破る能力を持つ人間によると犯人は閉ざされた館の中にいない・・・?トリスタ過去話にして、悪魔の証明やオカルトの解体に挑むオーソドックスな館ミステリ。嘘を乗り切った手段は再読でもやっぱり少しズルいと思うけど、背景や書き込みが凄いからなぁ・・・(ホワイダニットの真意とか初読たまげたし)。トリスタに出ているあの人とか野辺山さんとかキャラ立ち具合、良いんだけど続きないのが改めて悔やまれる・・・。ゆずさん、貴方大分にぶちんですよ。

2021/06/02

ソラ

【再読】キャラの要素などはラノベなのだがミステリィとしてはさすがにきちんとしている。続編があれば読みたいがないのは残念。筆者自体もラノベよりは一般の方に行ってるしなぁ。

2023/06/03

きたさん

なぜこれが電撃文庫で?と思うくらいに直球の新本格。トリックがかなりわかりやすく、また事件も惨劇度合いが低いからなのかとも思うのですが、それにしてもそれにしてもだ。いい意味で。悪魔、魔術という言葉の使い方がとても論理的で読みやすかった印象でした。

2020/03/28

ヴィオラ

「トリックスターズ」と同じ地名や人名が出てくるけど、異能・魔術に関する基本設定が違っているので、並行世界的な感じなのかな?もしかしたら、作者は手を変え品を変え「魔術」と「ミステリー」、「ラノベ」と「ミステリー」のバランスを試行錯誤しているのかもしれない。 序盤は「もしやこれは待望のラノベ版ネロ・ウルフ になるのか?!」と思ったんだけど、違ったので残念とかw

2017/11/19

しろ

☆7 ラノベ的キャラもそこそこに、なかなか真っ当なミステリだった。量子力学や不完全性定理の説明は不必要にくどいけれど、まあミステリっぽいしいいと思う。ただ各キャラのギフテッド能力等がなんとなくとってつけたようなのは気になった。首切り殺人のシチュエーションはシンプルだが、限定状況からした不可解性が明確に描かれているから興味深く読める。そしてその真相も、超単純なモノにまた王道のエッセンスを加えて納得できるモノになっていた。ラノベだけど完成度の高い作品。

2013/11/24

感想・レビューをもっと見る