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古川

古川

古川

作家
吉永達彦
水口 理恵子
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-06-29
ISBN
9784048733106
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ジャンル

古川 / 感想・レビュー

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ずっと俺のターン

知り合いの人が書いた本。文章が綺麗だった。ワープロを打つのが好きで文章を書いてみたら賞をとるなんて、才能の塊なのかな。

2017/02/06

horihori【レビューがたまって追っつかない】

川と沼を舞台にした、2編のホラー「古川」「冥い沼」。朱川湊人に近いイメージで期待したが、期待外れ。伏線や心象の描写も緩い。でも「冥い沼」はよかった。巨大なエビガニに川底へ引きづりこまれそうになったりと、オカルト感はたっぷりだけど、最後に父子の愛がやんわりと滲み出ていて切なかった。

2008/03/30

ao-king

この内容だったら、わざわざグロい化け物調のモノを出さないで、作品全体を流れる雰囲気で静かな怖さを押し出していった方が良かったのではないかと思った。

2013/07/05

アイリス

ホラー小説大賞短編賞受賞作の表題作より、冥い沼の方が個人的には好き。これはどっちもだけど、はじめはいいのに、話が盛り上がってくると都合が良すぎるような展開になってる気がしてしまった。もうちょっと尺を長く取って丁寧に書いてもよかったかなと思う。死してなお思いは通ずるという幻想譚という感じかな。ホラーとしてみたら中途半端。

2009/09/08

non

「古川」、「冥い沼」収録。2話とも、生者と死者が交わるのは「水」のある場所。死者が、生者がお互いを強く求め、死の世界から呼びさましてしまう。死んでからも想いを伝えたい。お互い伝え合えたら、幸せだろう。

2002/06/26

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