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リーンの翼 2

リーンの翼 2

リーンの翼 2

作家
富野由悠季
寺田克也
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-03-24
ISBN
9784048740159
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リーンの翼 2 / 感想・レビュー

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sibafu

長い戦いだった。聖戦士・迫水真次郎の戦はひとまず終わった。剣の争いに銃器が混ざり始める点でも戦国時代みたい。一方、『指輪物語』や『ホビットの冒険』のような中世のファンタジーらしくあり、個人的には『ファイナルファンタジータクティクス』や『タクティクスオウガ』を思い出す。妖精のようなフェラリオのノストゥ・ファウが可愛らしく、読んでいると『エルガイム』のリリス・ファウの姿が頭に浮かんでくる。三巻からようやく読みたかったOVAでの現代のストーリー。ここまであまりに長かった。

2015/12/05

北白川にゃんこ

異世界で日本軍人が日本軍を思いながら覇道に向かう。凄い発想だよなあ。ギリギリ戦争を知る富野監督だからこそ、か。まあ、考えているのは交尾のことばっかなんだけど。それもまた富野。これで平成のリーンの翼に続いていくのか。

2020/09/06

tomdam

大規模な戦争活劇でありながら、日本帝国主義の問題を洗い出し、中心にあるのは男と女の性愛論。これぞ富野エンターテイメント。オーラバトラーは出ないものの、壮絶な描写に引き込まれた。人物がつぎつぎに死んでいく後味の悪さ。いよいよ次から完全新作。こころして挑むぞ

2010/04/16

内間悠介

コミック版(アニメ版に準拠)を読んだ後に、これを読むと迫水の心理がようやく繋がった。衝撃過ぎるラストに、戦後の日本についても、そういう視点で…と。3巻を読むのが怖い気もする。

2013/01/13

Amarilli

読中感じていたが、<続>の文字まで読み終えて改めて実感する。ぼくの持っている旧版の記憶と、今読んだ完全版の内容とがかなりの食い違いが出ている。どういうことだ、全面改稿とかの比じゃない。そこでインターネットで調べてたらあるじゃないか理由が。OVA1話で切ったよ。とにかく、次巻から書下ろしである。これまで以上に読者を消耗させる戦いが続くであろうが、それは著者にも同様である(と思いたい)。そんな御大、古希間近。マジか。ところで、表紙の方々ってガロウ・ランのお二方ですよね?寺田絵はインテリアにもお勧めです;)

2011/03/04

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