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共謀

共謀

共謀

作家
大村友貴美
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-09-25
ISBN
9784048741187
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共謀 / 感想・レビュー

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むつこ

パート主婦から本社の正社員までのぼりつめた独身女性の泉。5年前に娘を交通事故で失いその事実は社内では数人しか知らないことだった。保険金の逸失利益、ショッピングセンターの進出による地元商店街の消失。これだけで重たいテーマなのに誘拐事件や殺人事件がてんこもり。面白いけれど深く入り込めなかった。

2014/09/26

たこやき

猟奇殺人というような部分を捨てて、社会問題などに絞ったのは評価したい。……が、結局、分量に比して、様々な問題を持ち込みすぎて中途半端&グダグダに。中谷さんの退職、死なんて、全く不要だと思うし……。サービス精神旺盛なのかどうかはわからないが、もっと、物語を構成する要素のダイエットが必要だと思う。

2011/03/01

外道皇帝

全国に展開するスーパーチェーンの工事現場から焼死体が見つかった。事件は続き、解任された取締役の死、社長令嬢の誘拐となっていく。いろんな要素をてんこ盛りにした割には、交通事故で娘を失った広報室長の泉をメインとして事件の関係者が狭い範囲で繋がりすぎているきらいがある。また、中谷の死は事件にすごく関係のある伏線かと思っていたら、あまり意味がなかった。伏線にしたんだけど活用出来なくて無理矢理こじつけたような感じ。

2011/04/09

SHINO

逸失利益、地方のシャッター街とかをテーマにしてるのかな。後半は引きこまれて読んだけど、前半はなかなか引きこまれなかった…地方に大型ショッピングセンター進出してダメなら撤退は確かに地方からしたら痛手だよね。逸失利益も考えさせられたな 他の本も読んでみようかな

2014/01/01

tetsu

★2 交通事故の賠償金の逸失利益を通して現在の格差社会を描こうとしている。大きなテーマだが、ミステリーの構成という点ではありきたりで小さくまとまった感じで残念。

2012/12/16

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