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昼寝の神様

昼寝の神様

昼寝の神様

作家
松尾佑一
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-07-26
ISBN
9784048742214
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昼寝の神様 / 感想・レビュー

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nyanco

『鳩とクラウジウスの原理』以降、作品出されていない…と思っていたらいつのまにか3冊も…まずは2作目のこちらから。本作も表紙がとてもポップで可愛い。設定も昼寝の神さまがトイレの神さまに恋する、という設定も面白そう…と思ったんだけど…う~~ん、なんだか定番だし、のたりのたり…っていう感じですね。八百万の神々、もっとたくさん登場しても良かったと思うし、キャラがいかせていない。あまりにもありがちな展開だったし…セラミックの神というのも、面白みが無かったかな。残念。

2012/09/05

紫 綺

新聞に紹介されてて期待してたんだけど、裏切られたー。面白くなくもないんだけど、支離滅裂な展開に引いてしまった。神様が主人公のラブコメなんだが、キャラが弱くメリハリがない。設定としては面白いのに、残念!!

2012/01/04

しょこら★

昼寝の神様に、ビニール袋の神様?トイレの神様…は、どこかで聞いたことあるけど。八百万も神様がいれば、そりゃ下らない(失礼)神様もいるよね。神無月のときに集まる出雲、神様の世界。神宿とか、あるのかな。ちょっと笑える。ゆるーい昼寝の神が、幸薄、存在薄なトイレの神様に恋をするお話。 セラミックスの神様と対峙したり、トイレの神様の信者を救おうとしたり、社を建てようとしたり、なんか真っ直ぐで間抜けでかわいかった。ついでに銀飯もかわいかった。ミクちゃんのロック魂に震えた!笑

2013/08/22

キキハル

この国には八百万の神がおわします。熊のぬいぐるみの神やビニ本のビニールの神、二日酔いの神などなど。その中の昼寝の神がトイレの神に恋をしました。今流行りの歌ではなく和式トイレの女神に。しかし彼女にはセラミックの神も求婚していて・・・。主役はぼんやりしてばかりいますが、脇役がいい味を出しています。眷属の柴犬である銀飯もロックな神主もその娘美玖も、個性がきっちり立っています。どこか人間臭くお気楽に見えますが、まあ神様にもいろいろあるらしい。ユーモア溢れる文章がゆるゆるほんわか沁みてきたら。さあ、お昼寝、お昼寝!

2011/10/13

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

古来より八百万の神様がいると信じられてきた日本。しかしその数が800万を切ったという衝撃事実が明らかにされた。序列が低く、信者も少ない昼寝の神様は・・。う~ん、惜しい!世界観もキャラ設定も決して悪くはないのに、期待していたほど盛り上がらなかったのが残念。とはいえ大阪が舞台になっているところに親しみを感じたかな。少なくとも昼寝の神様の信者の一人である私がいる限り、昼寝の神様は細く長く生き残っていくと思います。★★★

2011/11/04

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