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危険な世界史

危険な世界史

危険な世界史

作家
中野京子
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-08-01
ISBN
9784048839983
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危険な世界史 / 感想・レビュー

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KAZOO

中野さんはかなりフランス革命のころについて勉強されていたのでしょうね。この本では100ほどのエピソードというか小話のような感じのものがあって楽しくなります。昔読んだ池田弥三郎先生の本を思い起こしました。中野さんの本は絵の解説でブレークされているせいか、その関連のご本が多いのですが、このような話のものも楽しいものがあります。

2017/11/20

R

世界史小話を集めた本でした。豆知識めいたことから、当時のゴシップ、ちょっと眉唾っぽい怪談めいた話などなど、政治政略のほかにも芸術家や、面白事件めいたことまで出てきて楽しめました。どの話がと覚えておくような、いわゆる世界史の勉強にはちょっと向かないと感じたものの、マリアテレジアとモーツァルトとフリードリヒ大王についてのエピソードは覚えやすいというか、パンチがきいてて面白いと記憶に残りました。世界だからとかよりも、人間らしいといえばいいのか、凄いなと感心してしまう事件ばかりである。

2017/09/14

たまきら

「怖い絵」シリーズで人気の著者による、絵画+αな世界史の読み解きが面白い。凡庸な貴族たちが才能ある画家によって「実在した人間」として描かれた例の一つとして取り上げられた表紙にはぞっとした。「処刑の文化史」と前後して読んだことでさらに理解が増した。西暦の次に「マリーアントワネット暦」が出てくるのも面白かった。

2019/05/09

リッツ

久しぶりに再読~。以前読んだ時は知らない人物、事件のエピソードにただ『ひょえ~?!』とおののきながらも興味深く読んでただけ。今回は著者の本を何冊か既読してることだし、と関連づけで読もうとしたが 『え~と、だからぁ』と行ったり来たり、マリーアントワネットの年齢(生誕前、没後含めて)が表記されてるので、これを軸にして読めば……誰だ!あなたは?!と勉強サボった世界史と記憶力の悪さにトホホ。くくりのナイチンゲールの実像には改めて衝撃!これだからやめられない。

2017/09/13

tama

図書館本 なぜかデニケンとかの超古代史なんかのグループに入れられてた。どういう分類感覚? というか内容見ずに入れてるな。そういう町だ。で、内容は近代西欧史トリビアともいうもので決して重いものでも、無理やりなものでもなく好奇心一杯のままで読み進められた。不潔な宮廷や、産業革命のリバプールは、話には聞いてたが「そんなに!?」。オーケストラを指揮していて誤って指揮棒で・・・も、初耳ではないものの「そこまでいく!?」でした~

2013/12/17

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