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幸せの青い贈りもの (メディアワークス文庫)

幸せの青い贈りもの (メディアワークス文庫)

幸せの青い贈りもの (メディアワークス文庫)

作家
成田名璃子
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-10-25
ISBN
9784048924856
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幸せの青い贈りもの (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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さてさて

“彼らの人生の物語が交錯する時、新たな物語が始まっていく。その様子を楽しんでいただけたら幸いです”、と語る成田さんが描く五つの短編から構成された物語では、様々な時代をモノで繋げるという構成の上手さが光る中に、その時代を必死で生きた主人公たちの物語が描かれていました。ファンタジーと勘違いしそうにもなるこの作品。そんな作品に秘められた奥深い物語に心動かされるこの作品。一つのモノに込められた想いと、そんなモノを受け取る側に回った者の想いがモノで繋がるこの作品。なんとも面白いところに目を付けた作品だと思いました。

2023/02/20

相田うえお

★★★★☆19112 ⚫️知らず知らずのうちに乗り越えられないと思える状況に陥っていたとしても、諦めないで前に向かう気持ちを持っていれば、何かしらの形で天から幸運が舞い降りると、当方は信じています。⚫️本作品読了後、自身が忘れてしまった大切な何かがあったのではないかと考えてしまいました。⚫️手作り品って、過去から現在、未来へと繋がるんですね。物で繋がる人と人、意外な結びつきを感じました。⚫️四つのお話のうち、三話目はなんと!小説内に登場する物理学者によって相対性理論のプチ講義が聞けるのだ!

2019/12/20

mariya926

最初は高校生だったので青春の話かと思い躊躇しましたが、医大生が苦労する中で乗り越えたり、海の硝子や青薔薇の作り主の人生を見れたりしたのが良かったです。

2023/06/17

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

81/100点 作り手の想いがこもった手作りの品に纏わる話しを、時代を越えて綴った4つの物語。前半2編が受け取り側、後半2編が作り手側の話しの構成になっていて最後に話しが繋がります。4話目とそれに続くエピローグが、手作りの品に込められた想いと時代に翻弄された人たちの気持ちが、切なく心に響きました。

2017/01/09

佐島楓

きちんと連作の短編集となっており、時間のつながりを人や物のつながりになぞらえているのがよかった。読んでいると、澄み渡った空と青い海が目の前に広がって心地よい。

2016/11/01

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