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キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)

キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)

キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)

作家
斜線堂有紀
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-02-25
ISBN
9784048927048
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キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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nobby

訳あって自宅にひきこもり映画鑑賞に没頭する秀才、その名は“キネマ探偵” 嗄井戸(かれいど)。イメージ通り、映画の展開や背景などに合わせながら様々な事件解決の様子を気楽に楽しめる。各章のサブタイトル『ニュー・シネマ・パラダイス』『独裁者』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『セブン』はじめ途中で語られる作品感じられると嬉しい。個人的には「自分の不幸をセルマと比べるー」が分かってニンマリ。全般的に結構ダークではあるが、登場人物達のやり取りは軽快で面白い。あまりマニアックな作品に走らず続けていって欲しい♪

2017/09/07

aoringo

引きこもりだけど頭脳明晰な映画マニアと、片や映画はほとんど観ない大学生のコンビ。映画をモチーフにした事件を二人協力しながら解決していく。今作では、ニューシネマパラダイス、独裁者、ブレアウィッチプロジェクト、セブン、をテーマにした四話が収録。たまたま全部観たことあるものだったので少しうれしい♪それにしても学園ものの謎解きから始まり、凶悪な猟奇殺人まで振れ幅が広い。全然知らない映画のタイトルもたくさん出てくるので詳しい人も楽しめそう。それにしても独裁者のラストはそれでいいんか...?

2022/10/06

シナモン

購入本(本屋さんで見かける度に気になってた本)大学を休学して自宅に引きこもり映画三昧な生活を送る嗄井戸。彼を大学に復帰させるべくアパートを訪れた奈緒崎。ふたりの周辺で起こる事件に映画を絡めて謎解きをしていく物語。途中まではまぁありがちな展開でサクサク読めたが、嗄井戸がなぜ引きこもるようになったかを知るあたりから、なんか雰囲気が変わって…。重すぎる展開にびっくりでした。映画の知識がもっとあったらより楽しめたかな。二人のこれからの友情に期待です。

2019/08/01

papako

何となく気になって電子書籍セールにて。ガチャガチャした文章だなって思ったら、デビュー作でした。引きこもりの天才と留年大学生、何でも屋の女子高生のお話。引きこもりと大学生の出会いがひどく強引だし、なんか急に仲良くなるし、やたらと残虐な事件だったり、引きこもりの原因がとんでもなく悲惨な事件だったりと、なんか盛りだくさん。映画と謎の絡め方も強引な印象。とりあえず次は読もう、買ったし。

2018/12/07

坂城 弥生

ストーリーはすごく面白いのに、主人公の性格が残念すぎる。奈緒崎は大学をモラトリアム期間としか捉えていない上、正論で図星を付かれると躊躇いなく暴力をふるい、無神経で低能で共感力や思いやりが低く、自己中心的で思いやりがなく勤勉さも持ち合わせない男。高久が果てしなくいい人に見えた。続き…気にはなる。ストーリーが面白いから。でも奈緒崎がなぁ…

2020/12/17

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